【冷蔵庫で保管する】ぬか床の作り方【ぬか漬けの始め方~6ヶ月までを完全サポート】

 

ぬか漬けを始めて、続けていくための完全ガイドになります。

✔ ぬか漬けって興味あるけど、どう始めるかわからない。
✔ 毎日の手入れが必要って聞くよね、私には続かなそう…

こんな疑問にお応えします。

この記事では、これからぬか漬けを始める方向けに、ぬか床の作りからをしっかり解説しています。

ぬか漬けを始めてから、まもなく起こるトラブルの対処方法や、あなたのメンタル面の変化についても触れています。

◆これから始める方には…
ぬか漬けを始める手順や続けられるコツがわかりる。

◆すでにチャレンジされている方には…
ぬか床運用中の気づきや、起こりうるトラブルとその対処法までを紹介。

ぬか漬け生活を継続する完全サポーターとしてお使いいただけます。

早速みていきましょう。

ぬか床の作り方

ぬか漬けを簡単に始める

思い立ったが吉日!早速始めるためには、市販のぬか床を購入します。

ぬか床を手にしたら、家庭にある大根、人参、きゅうりなんかを袋の中に放り込む。

これだけですね!

明日の朝には朝漬け感覚のぬか漬けが楽しめます。

市販されているぬか床の中には、お手入れが必要ないものもあったりします。

とりあえずやってみる!そんな時にはとても便利です。

一番始めにおすすめのぬか床は無印良品の発酵ぬか床。

・ぬか床用の容器が不要
・かき混ぜ手入れが不要
・独自の乳酸菌を使用している

無印良品というブランドがなにか清潔な感じを担保してくれますね。

その他にもどんなぬか床があるか?いろいろと調べてみてください。

関連記事:発酵ぬか床セット おすすめ5選

”一”から作る!あなたのぬか床

市販のぬか床が便利なのはわかるけど、、、どうせやるなら一から作りたい!

そんなあなたには、米ぬかから作るオリジナルのぬか床がぴったりです。

米ぬかと塩、野菜クズを混ぜ合わせてスタートします。

◆ぬか床の材料:
・米ぬか 1000g 
・食塩 100g 
・浄水 900g
・昆布 2切れ 
・唐辛子 1本 
・柚子皮 少し 
・捨て漬け用の野菜

容器:
3Lくらいのタッパまたはホウロウ

始めてで少し試すときは、レシピの半分量くらいでもOK。容器も1.5Lくらいの大きさであれば、家にあるプラスチックタッパを使います。

関連記事:家庭で使うぬか漬け容器【これ1択】

◆作り方:

1,米ぬかと塩をよく混ぜる。
2,水を入れてさらに混ぜる。

水は3回くらいに分けて入れるとよく混ぜられます。

3,そのほかの材料をいれて混ぜる
4,捨て漬け用の野菜をぬか床に埋める
5,冷蔵庫に保管

恐る恐るぬか床を作ってみると、意外とあっさり出来上がった…

そんな記憶をまとめた記事も読み物としてご覧ください。

関連記事:簡単☆自家製ぬか床つくり

ハイブリッドぬか床

市販のぬか床と、1から作るぬか床を半分ずつ混ぜ合わせた「ハイブリッドなぬか床」は、スタートにちょうどいいかもしれません。

1からオリジナルのぬか床を作ると、ぬか床の熟成に時間が必要です。しばらくは「ぬかの味」か「塩の味」かみたいな、トゲトゲした状態がつづきます。

旨味が足りないため、ぬか漬けの良さ、まろやかさをすぐに楽しむことができないんですね。。

そんな時には、自作したものに市販のぬか床を混ぜ込む方法もありです。オリジナルの部分を残しつつ、スタートから美味しいぬか漬けを食べるところまでの期間を短縮することができます。

いいとこ取りの賢い方法です^^

無理そうならすぐに止める

いざ始めて見ても楽しめないパターンもあります。

  • 想像とちがう。
  • 子どもがたべない。
  • やっぱめんどう、無理!

合わなければ、すぐやめるのもそんなに気にすることはありません。

材料は「米ぬか」なので、もともと捨ててる部分です。もったいないとためらう事もないと思います。

生ゴミとしてだしましょう。

無理そうならすぐにやめられる!そう考えると、チャレンジすることも気が楽です。

糠床を冷蔵庫で保管とは?

今回紹介しているぬか漬けは、ずっと冷蔵庫で保管していきます。

◆メリット

  • ぬか床が傷みづらい
  • 手入れは2,3日に1回 
    →つけるときに混ぜる、食べるときに混ぜる

◆デメリット

  • 発酵が遅い
    →おいしくなるまである程度期間が必要
  • 存在を忘れる。

冷蔵庫に保管する一番の理由としては、永く続けていける事です。

低温で保存んすることで、管理の手間を減らしています。

食べたいなーと思った時にすぐ使える状態のぬか床がそこにある!そんな環境が出来上がります。

もちろん全く管理しなくていいというわけではないので、週に2回くらいはぬか床を混ぜる必要があります。

・ぬか床に野菜を漬ける時に混ぜる。
・漬けた野菜を取り出すときに混ぜる。

こんなペースだと週に1回ぬか漬けを食べられて、同時に週に2回ぬか床を混ぜる事になります。

割と「継続できる」方法だと思います、参考にしてくださいね。

関連動画:ぬか床の混ぜ方(YouTube:3分半)

ぬか床の手入れ

開始~6か月まで【ぬか漬けにトラブルは付き物】

「ぬか漬け」について気になるのが、お手入れや管理の部分。

ぬか漬けを始める前の方も、始めてる方も、気になるポイントだと思います。

漬け始め~6か月くらいの期間で起こりうるぬか床トラブルをまとめています。

2週間〜2ヶ月で必ず起こるトラブル

ぬか漬けを始めてからしばらくして起こるトラブルは、ぬか床が水っぽくなることです。

誰しもが通る道ですし、気づかない事もあります。

ぬか漬けを始めてみると野菜を漬けるのが楽しくて、それはもう何回も漬けますよね?

その裏では、野菜から出る水分がぬか床に蓄積されていきます。

水分が増える=塩分濃度が下がる

結果、雑菌が繁殖してしまいます。

一番簡単な対処法は、昆布や干し椎茸などの乾物を埋めて、水を吸わせることです。乾物の旨味もぬか床へ移動する、水を吸った乾物は食べられる、いいことばかりです。

それでもぬか床がゆるゆるになってしまう時は、キッチンペーパーや専用の水抜きを使って何とか水分を除去します。

関連記事 –>>ぬか床の手入れ 水っぽくなってきた時の対処法

ぬか床が水っぽくなるのは、最初に起こるトラブルです。

1ヶ月〜2か月できっと起こるトラブル

しばらくつづけているとこんなトラブルが起こるかもしれません。

◆シンナー臭

原因は水分量や酸素量のバランスが崩れてきたからです。

ぬか漬けを始めて1か月~2か月経つと、だんだん慣れてきたり、逆に飽きてきたりして、ぬか床を混ぜない日が続いたりします。

仕方ないことですが、久々に開けてうわって衝撃を受けます。

◆表面に白いぶつぶつ

ぬか床の表面に白いぶつぶつを見つける事があるかもしれません。

産膜酵母と呼ばれるもので、酸素が大好きな菌です。食べても害は無く、フルーツのような匂いがします。少量であれば問題はありませんが、ぬか床のバランスが崩れているのは間違いありません。気になるようなら表面だけ薄く取り除きます。

ちなみに、冷蔵庫保管であれば低温で発酵が盛んでないため、この症状は出ずらいです。

関連記事:ぬか床のお手入れ 塩分濃度について

半年に1回あるかも!?危険なトラブル

これが起こったらお手上げです。大切に育てたぬか床を半分〜全部、破棄する必要があります。ご注意下さい。

  • 基本的に白いカビ以外の色つきのカビは、全て危険なカビ!
  • 白くてもふわふわしている。
  • 黒く変色!ぬか床が腐敗してしまう。

対処法としては、カビが付いている部分を全て取り除き、残ったぬか床に新しいぬかと塩を足して、ハイブリッドで再スタートします。

危険な箇所はすべて破棄しましょう!!

少しでも既存のぬか床が残っていれば、新しく作っても再生が早いです。

関連記事:ぬか床の手入れ カビかな?と思った時の対処法

◆長時間家を空ける時

トラブルではないですが、知っておくと便利な内容。

関連記事:旅行へ行く時のぬか床保管【期間別に説明】

少し慣れてきたら欲しいアイテム

トラブルの話が続いていますので、、ちょっと休憩しましょう。

食材以外には特にお金がかからないぬか漬けですが、

慣れてくると欲しくなるのがあります。

それは専用の容器です。それもずしっとくるホーローの入れ物!

ぬか漬けやってる感が湧く、そんな気分を盛り上げてくれるアイテムです。冷蔵庫に居座るので、3Lより小さいくらいのサイズがいいですね。

一度見てみてください。


半年〜1年

トラブルは一通り経験します。

そしてホントの楽しみはここから、冷蔵庫でゆーっくり熟成が進んだあなたのぬか床は、とにかくぬか漬けを美味しくしてくれます!

野菜を長期間漬ける楽しさが出てきます。

ぬか漬けの楽しみ方

旬の野菜で季節を満喫

鉄板な野菜から、季節の野菜、肉から魚まで。楽しみ方は広がります。

・朝ごはん
・お酒のつまみ
・おもしろレシピ

ぬか漬け生活に安定感がでてきます。

関連記事:毎週試しているぬか漬けレシピ

ぬか漬けの効果、効能

ぬか漬けが健康にいいとされる要因

・乳酸菌
・ビタミン
・野菜自体の栄養素を活かす

ぬか漬けは色々な効果効能があると言われています。

ただし、塩分量が高めなので、漬けすぎ食べすぎにはご注意を!

関連記事 –>>ぬか漬けが持つ健康・美容効果【最低限のまとめ】

ぬか漬け生活に役立った書籍

参考にした書籍を2つご紹介します。そもそもぬか漬け自体がシンプルなものなので、どちらか1冊あれば十分です。

ぬか漬けの教科書

基本のぬか床のつくり方、育て方、失敗しにくい野菜の下ごしらえから、困ったときのQ&A、アレンジレシピまで。


はじめる、続ける。 ぬか漬けの基本 

ぬか床づくりの毎日のお手入れ法、トラブルQ&A、基本の漬け方を解説に加えて、ユニークなぬか漬けのバリエーションも紹介されています。


・・・

こんなところで以上になります。

初めてだからといって、そんなに構える事はないです。

ぬか床買って、家にある野菜を漬ける、ここから始まります。

無理そうならすぐにやめるのもOK。

日常によい刺激がありますよ。

お試しください。

試したい有機野菜

スーパーで野菜を買う一方で、有機野菜のデリバリーを利用することもあります。

つぼい家では「食べチョク」というサイトを利用しています。

有機野菜となると、産地によってそこまで違いがあるか?というと、ちょっとわからないというのが正直なところです。皆さん、手塩にかけた素晴らしい食材を生産されています。

参考:vivid garden

「食べチョク」で注目したいのは生産者が得る報酬制度です。

「食べチョク」を通したオーダーは、産地の方へ直接通り、消費者に直接お届けされます。仲卸しなどのマージンがなく、プラットフォームを通した売上の約80%は生産者の元に残ります。まさに「オンライン直売所」ですね。

農家、漁師など産地の方を応援できるオンラインサービスというコンセプトが好きで利用しています。もちろん、食材の良さや、季節の野菜、かつ自分では買わない野菜が届く楽しみもあります。

関連記事 –>>食べチョクは高い?【相場価格と比較】

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