【新提案】家庭向け 代替肉の使い方【ネタバレ:まごわやさしい】

 

代替肉の使い方にについてまとめました。

 

✔︎ 代替肉、気になって買ってみたけど、どう使えばいいの?

こんな疑問にお応えします。

 

地球のCO2対策や、人口増加に伴って予想されている食糧問題を解決する可能性として、植物由来の代替肉が注目されています。

世界的には、植物由来のパテを使ったハンバーガーが有名ですね。アメリカのインポッシブルバーガーとビヨンドミートは、スタートアップから市場を席捲した二大巨頭として話題となりました。

日本でも、多くの食品メーカーがこの分野に投資していて、様々な小売り商品が販売されています。手に取ってみた方もおおいのでは?

 

あなたがこの記事を読むと、家庭での代替肉の使い方がわかります。健康でおいしいおうちごはんのアイデアとして使ってい頂ける内容で解説します。

早速いきましょう!

 

【新提案】家庭向け 代替肉の使い方

新提案 代替肉の使い方

結論:「まごわやさしい」の「ま」につかう

肉の代わりではなく、豆の代わりに代替肉を使ってみましょう。日本的で、健康的な食事を、最新のフードテックとのコラボで実現します。

「まごわやさしい」とは

まごわやさしいは、豆、胡麻、若芽、野菜、魚、椎茸、芋の頭文字をとってつなげた言葉です。栄養バランスの取れた食事がとれるというテーマに由来しています。

食の欧米化で、食生活が偏っているのかなと考えること、ありますよね。「まごわやさしい」の食材を使った献立を取り入れることで、栄養のバランスを整えることができます。

「ま=豆」というと大豆、枝豆、エンドウ、小豆、辺りはよく食事に使われます。また、大豆製品の豆腐、揚げ、も「ま」として使う食材です。

この延長線上に、大豆由来の代替肉を持ってきて「ま=豆=大豆ミート」という使い方もありかな、と考えたのがきっかけです。

代替肉の原料は「豆」が多い

植物由来の代替肉に使われる原料はいろいろあります。世界的にみると、エンドウ豆やトウモロコシを多く使う国があります。

一方で、日本で多く使われる原料は「大豆」です。

日本人にとって大豆は、古くから親しまれてきた食材です。畑の牛肉とも言われていて、和食のなかでは貴重なたんぱく源としての位置づけもあります。

 

ググると割とトップに出てくる代替肉製品はこんな感じのラインナップです。

ZERO MEAT (大塚食品)
NatuMeat (日本ハム)
大豆のお肉 (マルコメ)
NEXTカルビ (ネクストミーツ)

商品ラベルを見てみると、これらの商品すべて、大豆が主原料になっています。

野菜や魚中心の和食に、豆の要素として「肉」を楽しめるのってちょっとよくないですか?^^

 

関連記事:【2021年 日本の代替肉】おすすめ商品をリストアップ

 

豆の代わりに代替肉を使う

豆の代わりに代替肉

 

提案:「肉の代わりに、代替肉」ではなく、「豆の代わりとして、代替肉」
理由:肉の代わりとしての価値が提供できないが、豆の加工品としては価値を生むことができる。

 

注目されている代替肉ですが、私達消費者目線で見るとなんとなく物足りない商品/分野だったりします。

 

「気になって買ってみた!食べてみた!」

「…でも、
果たしてこれは肉の代わりになるのか?」

 

代替肉製品を食べたことのある方は、大半がこんな風に思ったのではないでしょうか。

ちなみにつぼい家でも、大豆ミートを買ってきて色々と作ってみたものの、一過性の話題にとどまっています。実食生活に、代替肉はレギュラーで入り込むところまではいっていません。

代替肉商品最大の欠点 in Japan

これは一般論ですが、食品やレストランメニューとして、新商品をマーケットする際に本質的な問題が2つあります。

1,お金を払って買うか?
2,2回目を買うか?(リピートするか?)

 

日本の代替肉市場は今、1はクリアしてきているのかなと思います。実際に近くのスーパーでも大豆ミートが置いていあるということは、そこそこ買う人がいるということでしょう。

 

問題点は、2つ目だと思っています。

 

話題性やその役割を理解して、代替肉を買ってみたけど、

「ふむふむ、こんなものか」って

納得して終わり。

 

「あーおいしかったから、また買おう!」
「肉よりこっちのほうがいい!」

こんな感じにはならないですよね。

 

原因は【代替肉の使い方】が日本人に合ってないからだと思います。

 

アメリカでは、代替肉=ハンバーガーのパテみたいな、これだという使い方が確立されています。

これはそのまま日本の食生活に当てはまるでしょうか?

 

明らかにNOですよね。

私たちは毎日ハンバーガー食べないです。焼肉に行って、肉の代わりに大豆ミートを食べるかというと、そんなことはないですし、牛丼を食べたいなら吉野家に行きます。

菜食生活をしている方も少数です。

 

結局、日本では「代表的な代替肉の使い方」が見つかっていないんです。

 

まごわやさしいを通して気づいたこと。肉の代わりに代替肉を使うのではなく、豆の代わりに代替肉を使ったらどうか。

大豆ミートを肉の代わりにしようと思ってるところから、一旦遠ざかるのもありだと思います。

豆の代わりに代替肉

ここまできてこんな疑問があるかもしれません。

✔ 畜肉の代わりに代替肉を食べないと、本来の目的を達してないのでは?

直接的には、そのとおりだと思います。

でも私が思うのは、そもそも代替肉がおいしいと思える使い方ができなければ、継続的に消費されることはなくて、元も子もないですよね。

つまりは、日本で代替肉マーケットが拡大できないということになります。

さすがに大げさな言い方になりましたが、日本人にとってしっくりくる代替肉の使い方を見つけることで、消費が増えるし、相対的に畜肉の消費を抑えることになるのではと考えています。

そのためには、例えば豆のかわりに大豆ミートを使うなど、「大豆ミートを肉の代わり」から一旦遠ざかるのもありだと思います。

◆まとめ◆

【新提案】家庭向け 代替肉の使い方

結論:「まごわやさしい」の「ま」につかう

肉の代わりではなく、豆の代わりに代替肉を使ってみましょう。日本的で、健康的な食事を、最新のフードテックとのコラボで実現します。

 

こんなところで以上になります。

後半、話が仰々しくなっていしまいましたが、要は大豆ミートってこう使ったらおいしく食べられるんじゃないかなっていう提案です。

つぼい家でもチャレンジしていますし、あなたの食卓へ参考になればと思います。

では。

 

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