ハラペーニョの辛さついてまとめました。
✔︎ ハラペーニョ好きだけど、辛さが物足りない…これってホントにハラペーニョなの?
こんな疑問にお応えします。
ご存知でしたか?
そう、ハラペーニョって辛くないんですよね。
辛いもの大好きなあなたへ、この記事では辛いハラペーニョを紹介します。
メキシコ系の人たちが好んでたべるハラペーニョを使った食べ物、カリフォルニアで生活していたときに、現地のメキシコ人から教えてもらった事も合わせてまとめていて、食べたくなるハラペーニョがここにあります!
本当に辛いのはハラペーニョじゃない
ハラペーニョは辛くない
ハラペーニョって辛いってイメージありますが、本当にそうでしょうか?
スナックのハラペーニョ味は辛いお菓子として人気があります。ハラペーニョのピクルスを食べてもピリッとした独特の辛さがあります。
でも、
フレッシュのハラペーニョを食べると緑のところって辛くないんです。
辛いのは種。
ただし種を含めて食べても、その辛さは微妙です。
辛さの単位を使ってハラペーニョの辛さを表すと、
「2500-8000スコヴィル」
比較対象として、日本でよく使う鷹の爪が、「40,000-50,000スコヴィル」だそうです。
つまり、
ハラペーニョはそんなに辛くないペッパーなのです。
チポトル(chipotle)
ちょっと雑学的なことですが、ハラペーニョをローストして乾燥させたものをチポトルといいます。
フレッシュのハラペーニョには季節があるため、昔は年中楽しむということはできませんでした。食べ物に旬がある我々日本人には理解しやすいことですね。季節に収穫したハラペーニョを保存しておくために、現地の人たちが考えんですね。
辛さも変わります。
「10,000スコビィル」
濃縮されるのかな。ちょい辛ですね。
ホントに辛いセラーノペッパー
カリフォルニアで、辛いもの好きな人がたべるペッパーが、セラーノペッパー。サルサにも使用されています。
見た目はこんな感じ。
ハラペーニョと日本の青唐辛子の間くらいの大きさです。ししとうよりも肉厚で、ハラペーニョと同じような独特の青くささがあります。
その辛さは、
「10,000~25,000」スコヴィル!!
ハラペーニョの最大10倍の辛味を持っています。
辛さに幅がある理由については、ちょっと勉強不足ですが。。。調理実践から推測すると個体差なのか、または種の有り無しなのかという感じです。
種入りで調理すると、ホントに辛いです。期待しているようなハラペーニョの辛さをお楽しみいただけますよ。
レストランでも「辛い」と表現される料理には、料理名に「ハラペーニョ」と書いておいて、セラーノを使っていたりもします。
ちなみに、取扱う機会があれば、ビニール手袋必須です。手についたセラーノの液体は手を洗っても結構残っていて、その手で目や鼻など粘膜を触ると大変なことに。30分は痛みが続きます。ご注意を。
カリフォルニアではハラペーニョをこう食べる
カリフォルニアでは、ハラペーニョを使ったこんな食べ物が人気でした。お菓子、家庭料理、レストランメニューなどなど。日本でも手にはいる範囲で幅広くご紹介します。
生のままたべる!
スライスしてサラダのアクセントにします。現地では種ありのままスライスします。単純に種をとりのぞくという風習がないですね。
カルパッチョ
これも種付きのままスライスしたハラペーニョを使います。
アメリカの和食レストランの前菜カテゴリーで1番人気と言っていい料理がこれ!
イエローテイル&ハラペーニョ
・ハマチの切り身
・ハラペーニョスライス
・ポン酢醤油
・彩り野菜少し
切り身6-8カンで$15-20に設定するレストランもあります。1800円くらいです。
それでもバカ売れ。確かにうまいんです😋
ハマチの代わりに赤身やビンチョウマグロ、+ハラペーニョで造ってもいいですね。
アメリカにいたことがある方には懐かしいメニューでしょう。日本人もきっと好きです😊
ピコデガロ
サルサですね。
・玉ねぎ
・塩
・ライム
・トマト
・ハラペーニョ
・パクチー
・ブラックペッパー
現地では日常食の位置づけ。サラダ、またはディップソースの感覚です。日本だとちょっとおしゃれなイメージですが、作り方も実にシンプル。
玉ねぎの粗みじんを塩とライムの絞り汁で漬け込み、玉ねぎがしなってきたらそこへ、他の具材を和えるだけです。
アボカドを加えて混ぜるとワカモレ風に。
こんな感じ
一度あなたの家でもチャレンジください!
肉詰めフライ
ハラペーニョの肉詰め。
日本でいうとピーマンの肉詰めのイメージですね。
カリフォルニアの和食レストランだと、肉の代わりに、『スパイシーツナ』、なる辛味のネギトロとチーズを詰めて天ぷらにするというメニューも定番です。
種は取り、油で揚げているので、仕上がりはそんなに辛くない一品です。
バーガー
ハラペーニョバーガー、これも旨いですね。
肉厚厚のアメリカンバーガー+ハラペーニョ(生スライスまたはピクルス)
最強のコンビネーションですね。
ケテル
日本でいう堅あげポテトみたいなポテトチップス。ハラペーニョ味が最高です。結構辛めなので、辛いもの好きなあなたにも満足いただける逸品かと思います。
日本でも買えます。
15pcなので、大量ですね。ちょっと食べてみたい方はこちらからご相談ください。
まとめ
ハラペーニョとセラーノ
✔ ハラペーニョ
「2500-8000スコヴィル」
種を取れば辛くない
✔ セラーノ
「10,000~25,000」
種も、実も辛い
カリフォルニアではハラペーニョをこう食べる
・生のままサラダに
・カルパッチョ
・ピコデガロ
・肉詰めフライ
・バーガー
・ケテル