飲食店向け 集客効果が見込める具体的行動【3つ】

飲食業・店舗系のビジネスに向けた、集客効果が見込める具体的行動【3つ】ついてまとめました。

✔︎ 定期的にチラシを撒いているけど、効果がでているかわからない。集客につながる効率的な方法が知りたい!

こんな疑問・悩みにお応えします。あなたがこの記事を読むと、自分で行動して取り組める集客方法が3つ理解できます。「店内でお客様を待つ」のではなく、お客様が来てくれるために店外に向けて行動します。

飲食店で店長として7年、その後店舗からは離れましたが、SNS発信やHP作成など、飲食店のマーケティング関係で飲食業に関わっています。外出自粛が緩和されてもなお、飲食業・店舗系のビジネスには、苦しい状況が続いています。状況が大きく変化している中で、これまでと同じことを一生懸命に続けても、時間と労力が削られるだけ。変化に合わせて、自身の行動も変化させていく必要があるという考えのもとで、一歩踏み出すための具体的行動について発信しています。

集客効果が見込める具体的行動【3つ】

大前提

最大で効果のある行動:それは店内営業の強化です。

みなさんもしっかり取り組まれていることでしょう。飲食店、または店舗の営業で店内営業の重要性はゆるがないです。お金をつかうと決めて来てくれるお客様に最大限満足してもらうこと。その行動が、お店とお客様の関係をつくり、次の来店につながりビジネスを継続させます。

今だとSNSやグルメサイトのコメントなど様々なツールを通じて、オンラインの評判にもつながります。素晴らしいコンテンツはすぐに拡散されていきます。恐いのは、その逆も同様で、悪い評価も拡散されます。そう言った意味では、店内営業はますます大切です。

これからおすすめする行動は、店内営業体制が確立されていることが前提になります。まあ、当たり前と言ったら当たり前。お店を開けるのに店内営業しっかりできないってどう言う事?って感じですよね!もちろん出来ている皆さんには、次の項からが本題です。

【行動1】企業訪問提案

ターゲットは完全に新規顧客です。

100枚のチラシをポストに投函する事に時間を費やすより、5件でいいので直接訪問してチラシと名刺を手渡しするほうが効果的です。店長が行くべきですね、お店の周りにある事務所や営業所、店舗に突撃です。

狙うなら小規模で、あなたのお店の客層に合うスタッフの方と直接話せる企業がおすすめです。事務所だけでなく、他業種店舗や、カウンター接客をしている店舗もいけます。

もちろん門前払いもあります。また中規模以上の事務所だと、受付の方が受け取って終わりです。心が痛む時もあります。でも自分で伝えて失敗したり上手く行ったりした方が、チラチをポストに入れる事に体力と時間を費やすよりも得られる事は多いです。

実際にその日の集客や、週末の予約に繋がったりと、すぐに効果も実感できる行動です。

【行動2】アウトバンドコール

電話による宣伝です。古典的な方法ですが、成果を出している店長も多く、私も一時期かなりやっていました。

メインのターゲットはリピートです。

予約してご来店された方にお礼も兼ねた電話をします。電話かけるからにはお土産も必要です。次きてくれたら〇〇、次また予約してくれたら□□などなど。次回の来店動機をお渡しします。

あと大切なのが、前回来店時の感想を聞くこと。もし不手際やクレームがあれば、電話で暴露してもらえると最高です。店の改善につながります。新しいアイデアの種になります。そして、グルメサイトで書き込まれて拡散することを防ぎます。うまくできれば攻防一体の集客行動ですね。

直接訪問と同様に、嫌がられることも多々あります。こっちは真剣にかけているので、とても心が傷つきます。そこはポジティブに転換しましょう。そもそも行動していない人は体験することのないお客様の本音をあなたは聴くことができるのです。

アウトバントコールをやるなら、会話の流れを想定したトークスクリプトを用意しておくと便利です。相手によって話の流れが違いますが、1か月くらい続ければ大体パターン化されてきて、こカウンタートークも身につきます。

【行動3】町内会に参加

個人店はもちろん、チェーン店の一店舗でも、その地域の集いには積極的に参加するのもありだと思います。

直接的な集客例としては、会合にお店を使ってもらうこともありますが、どちらかというと間接的な効果が大きい活動になります。

◯同業間での情報交換ができる
◯地域の人間関係つくりができる。
◯地域に対してお店の認知度が向上
◯地域の方に安心感を与える

一方で、さまざまな慈善活動や付き合いも増えるので、自分の時間がなくなるような場合もあるでしょう。地域によっては自治体が期待するように機能していない所もあるそうです。お店が回らなければ困りますので、どちらを優先するかはあなた次第ですが、行動してみる価値はありです。

【ポイント】店外に向けて行動する

自分で動いて(オフライン)も、インターネットで販促しても(オンラインでも)、これからあなたがやっていくべき事は同じです。

お店でじっと待つのはやめて、店外に向けての行動を増やします。

すでに、外食する事自体が敬遠されがちになっているため、正直今から始めても遅いくらいです。それでもやらないと、結局店で待つだけになります。始めるなら早い方がいいです。

お店が忙しくないのに、手を空ける時間がないと思った時は、いまある店内の体制を見直すきっかけかもしれません。業務の断捨離と新規組み立てです。まず見直すべきポイントはこちら。

・営業時間 
・予約管理方法 
・スタッフの数

詳しくは記事で解説しています。

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オンラインでの集客行動もアピール

 

ここまでは、自分で動いてできる「オフライン」での集客におすすめな行動を紹介しました。もしあなたが「オンライン」でも何かしらの行動を始めているのであれば、お店紹介に盛り込んで一緒にアピールしていきたいポイントです。

一番身近な例では、「SNS」が挙げられるでしょう。お店のアカウントを作成しているのであれば、ユーザー名をチラシに載せるべきですし、人気の投稿の画像を盛り込んでもいいですね。お客様がお店に来る前に見てもらえます。

【関連記事】–>>飲食店向け 今更SNS運用を薦める【理由】

またお店のHPをお持ちであれば、それは是非見てもらいましょう。トップページのURLをQRコード化してチラシや名刺に乗せておけば、訪問先でもスマホですぐに紹介できます。「HP限定特典」の準備も忘れずに!

【関連記事】–>>飲食店むけ HP作成【検討段階で知っておくこと】

まとめ

 

いかがでしたか?新しいことを始めるにはエネルギーが必要です。また良かれと思って何か行動を起こせば、反対意見にぶつかることもしばしばです。それでも、お店でただただ待つことはもうやめましょう。あなたが一歩踏み出すことで、お店が活性化されていきます!

◎オフラインで集客効果が見込める具体的行動
・企業訪問提案
・アウトバンドコール
・町内会(または地域のコミュニティ)に参加

◎オンラインで取り組むべき行動
・SNS発信
・HP作成

 

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