家庭でつくるお寿司の「基本」についてご紹介します。
「握り寿司」や「巻き寿司」って、子ども好きなメニュー、家でも食べたいけど難しそう・・・。家庭でもつくることができるのかな?
こんな疑問にお応えします。あなたがこの記事をよむと、家庭でお寿司を作るために必要なことがわかります。
お寿司、いつ食べてもおいしいですよね!何回食べても好き!私は飲食経験者なので、ある程度は作ることができて、家でも時々楽しんでいます。
ただ、ちょっとポイントをおさえれば、あなたの家庭でもお寿司って十分楽しむことができますよ!!
実際、カウンターのお寿司屋さんでない限り、居酒屋や回転寿司でもシャリ玉にわさびと切り身を乗せてるだけだったりして・・・笑。「かっこよく握る」という部分もお寿司の醍醐味ではありますが、いったんその固定観念をなくせば、結構簡単に作れます。
あとは、ちょっと視線を変えて、「手巻き寿司」や「手毬寿司」だったら失敗少なく作ることもできます^^。
基本的な準備はみんな同じです早速みていきましょう!
寿司ネタを揃えます
材料
いえでお寿司をするときに、まずぶち当たるのが材料の部分。
「おいしい魚」を「いくつかの種類」で「適量」用意するのは、結構難易度が高いし、お金もかかります。
そんなときはもう決め打ちです。とりあえず、家庭でお寿司をするならこれがあればOKのネタを並べてみましょう。
・まぐろ
・サーモン
・鯵(鯖、イワシ、秋刀魚)
・はまち(カンパチ、ブリ、ヒラマサ)
・ヒラメ(鯛、イサキ)
・ホタテ貝(ほっき貝、牡蠣、赤貝)
基本的にはこんな感じですね。
これだとまだ多いですね。
みんな大好きなまぐろとサーモン、はまちは必須アイテムで、それ以外に、光物、白身、貝類などの中から全部で3~4種類もあればOK。
5種類の魚を用意できればかなり豪華に仕上がります。
食べる量としては、1人/1魚種 30gが目安。
3~4人分のそれぞれ量でいうと1魚種150g-200gほど用意すれば大丈夫でしょう。(多少のロスも考えて)
手巻きやちらし寿司などの場合は、海苔と野菜も少しあるといいですね。
・きゅうり
・卵焼き(錦糸卵)
・大葉
・アボカド
・カニカマ …など
ちょっとつまづく「錦糸卵」について、一通りの作り方を動画にしました。おうちでうまく作るやり方で、一回見るだけであなたにも真似できる内容です。
これで「寿司ネタ」の準備ができます。次にご飯の準備も見ていきます。
寿司飯の準備
材料(3~4人分目安)
・米 2合
・すし酢(市販のもの) 80g
米を研いで、すし飯用の水分量に合わせて炊きます。市販のすし酢を使えばOKで、使用料も書いてあると思います。
個人的には書いてある量だと味が少し薄く仕上がるような気がしていて、寿司酢は少し多めに用意します。(米2合に60mlの場合、70mlいれてます)
シャリを切る
炊きあがったご飯とすし酢を混ぜていきます。炊き飯台(木の桶)がある家庭は是非使いましょう。そうでなければ、炊きあがった炊飯器の窯のままでも大丈夫です。
≪ポイント≫
・ご飯が炊きあがったすぐに酢を混ぜます。
・酢は一度にすべてを回し入れます。
・酢を入れた直後~30秒が勝負。とにかく均一にになるようにしゃもじで全体を混ぜます。
炊きあがったご飯を混ぜるときって、水蒸気がたちますよね。その瞬間に、酢を米一粒一粒にいれていくイメージです。ご飯が冷めていくにしたがって、酢は米に入らなくなり、結果としてべしゃっとなった寿司飯に仕上がります。
・以降はなるべく混ぜません。しゃもじで切るようにしゃりを広げます。
・うちわであおいで、一気に熱をさます。
酢を入れた時にしっかり全体に混ぜておかないと、ご飯がだまになって食べた時の違和感につながります。また、あとでだまを混ぜようとすると、米に粘り気がでてしまい、これも食べた時の触感に影響します。
寿司飯は冷めてから使います。(熱いシャリが好きな方はお好みで)寿司飯は30分くらい常温に放置します。濡れたキッチンペーパーをかぶせておくといいですね。
ここで一回やってみます!
お寿司の作り方
「魚」と「野菜」、「ご飯」の準備ができました。
実際にやってみると、ここまでで結構大変でしたよね。おつかれさまです☆
お寿司って準備がとても大変なんです。それだけ和食のエッセンスが凝縮されていて、それを食べる「お客様」、今回の場合はあなたの家族を満足させてくれます。
ここまでの準備が整えば、色々な種類の「寿司」が楽しめます。1つずつ具体的な手順を書いています。
握り寿司
1、シャリ玉 3㎝×1㎝×1㎝ の直方体、1カン15g目安、に成形します。慣れていれば素手に水をつけて行いますが、家庭ではポリ手袋を使うと米が手につかず楽です。
2、シャリ玉の上に、好みの量のわさびを塗って、その上に魚の切り身をのせます。
3、幅が狭い方の両脇を、親指と人差し指で上から丸くなぞるように成形すると、魚とシャリが馴染んで形もきれいにみえます。
シャリ玉を作るのはちょっと難しいですね。。。笑。面倒っておもう方もいるかもしれません。一応、こんな道具をみつけました。
子どもが好きそう。おうち用に使えそうなので紹介しておきます。
巻き寿司
1、巻き簾の上に寿司海苔を置いて、寿司飯80gを広げます。海苔の上側1-2㎝位はすし飯を広げずあけておきます。
2、好みでわさびと、ネタ(25-30g目安)を一列に並べます。
3、海苔の下端をご飯の上端(※海苔の上端ではない)に合わせるように巻きます。巻き簾で一度ぎゅっと押してから、余っている海苔の上端まで巻きます。
4、全体を四角く成形します。
「丸」ではなく「四角」ですね。綺麗に見えます
これは見た方が早いです、一回やってみます!ご覧ください。
ちらし寿司
1、どんぶりなど器にすしシャリを敷き詰めます。120g-180gの目安。
2、刻みのりや錦糸卵があれば、シャリの上に敷き詰めます。
3、5カン~8カンの切り身を並べて、その後野菜をちりばめます。お好みでゴマを振りかけます。
サーモンでちらしを作ったときの記録です。盛り付けがちょっと難しいとおもったら、2枚目の「ばらちらし」もご覧ください。
手巻き寿司
1、寿司海苔の半分側にご飯を丸く置き、好みの具を乗せます。
2、コーン状に巻いて完成ですね。
手毬寿司
1、寿司シャリ20gを手で軽く丸めて、そのうえに切り身を乗せます。
2、魚が乗っている方からラップでくるみ、口をねじって成形します。
カリフォルニアロール
手巻きの材料と巻き寿司のコラボレーションといった感じです。家庭で用意する材料でも作ることができます。
恵方巻き
年に1度、2月の節分にはまめまきと恵方巻き。近年ではセットで楽しむ家庭も多いはず。今年の恵方巻きはこんなポイントも押さえてみるといいかもです。
いかがでしたか?今週末はお寿司できまりですね!:)