ぬか漬けが酸っぱくなってきた時の対処法についてまとめました。
ぬか漬けの味が酸っぱい。これ大丈夫かな?
ぴりっとするけど、食べられる?
これって、ぬか漬けをつけてて結構起こりやすいトラブルの1つです。
あなたがこの記事を読むと、酸っぱくなったぬか漬けが安全かどうかわかります。また酸っぱくなる理由とその時の対処法についてもお伝えします。
ちなみに、ぬか漬けに限らず、漬物の味は人それぞれ好みがあると思います。キムチでも甘いものが好きな人や、酸っぱい味が好きな人、そもそも好きじゃない人、それぞれだと思います。ぬか漬けに関しても、酸っぱい味が良くないという訳ではなく、自分の、または家族の好みより酸っぱくなってきたら、という意味で本記事を参考にしていただけたらと思います。
「ぬか漬けが酸っぱい」は大丈夫?対処法まで。
酸っぱいぬか漬けは大丈夫?
結論:大丈夫です。食べられます:)
発酵が進んだ酸っぱいぬか漬けが好みだという方もいます。
酸っぱい理由
あなたのぬか床では、乳酸菌が多くなっています。乳酸菌が出す酸によって、出来上がったぬか漬けのすっぱさは増し増しです。
乳酸菌が増えすぎる理由としてはこちら。乳酸菌を元気にしすぎる要素です。
・かき混ぜ不足
・塩分濃度が低い
・水分が多い
・ぬか床の温度が高い
酸っぱすぎると感じる時の対処法
乳酸菌が増えすぎる理由を潰していきましょう。こんな感じのお手入れを行うことで、完璧に管理できなくても大丈夫です。健全なぬか床の状態を継続できます。
・かき混ぜ不足
→常温なら1日1回、夏なら2回。冷蔵庫なら5日に1回。かきまぜます。
はい、これはやるしかない。これは最低限の手入れです。乳酸菌は空気を嫌います。かきまぜることで空気に触れさせて、乳酸菌の増殖をおさえます。
・塩分濃度が低い
→とりあえず小さじ1杯の塩をぬか床に加えてかき混ぜ、様子を見ましょう。
ぬか漬けをしっかり楽しんでいる方におこります。連続で野菜を漬けて、ぬか床の塩分が失われています。
・水分が多い
→これも野菜を漬けることでおこりますので、ある意味自然な現象。余分な水分をすいとるか、抜き取ってしまいます。または足しぬかでもOK。
関連記事 –>>ぬか床の手入れ 水っぽくなってきた時の対処法
・ぬか床の温度が高い
→気温/室温が25度以上なら、冷蔵庫にしまいます。
【必要】ぬか床に休息を
ちょっと余談みたいになりますが、定期的にぬか床を休ませる事は必要です。
休息のリズム:5回漬けたら、5日は何もつけずに置いておく。(あくまで目安)
休息中にする事:定期的にかきまぜる。常温なら1日1回、夏なら2回。冷蔵庫なら5日に1回。
酸っぱいぬか漬けを食べたい!
冒頭にも書きましたが、漬物の味は好みがあります。今より酸っぱいぬか漬けを食べたいあなたは、乳酸菌を増やすため、ここまでに書いたことの逆のことをすればいいってことになります。
おすすめ:20℃前後のすこし温かい状態で保管すること。毎日の手入れは必要です。
◆注意◆
乳酸菌が増えるという事は、ほかの雑菌やカビの好条件ともイコールです。気をつけましょう。
こんなところで以上になります。
個人的には浅漬けもしっかり漬けたものも、発酵して酸っぱくなったものも、それぞれ好きです。家で食べる分には、勝手に味変してくれたほうが飽きないです笑。
ちなみに、
毎週木曜日はぬか漬けの日ということで、季節の野菜を漬けて朝ご飯のお供にしています。当りもあれば、はずれや失敗もあります。
漬けたぬか漬けのレシピはnoteで公開中。
こんな野菜も!?って言われることもありますが、アイデアとしてはありかも。気になる野菜はお試しください。
よいぬか漬け生活を!