日本で代替肉を使ったメニューを提供するれるレストランについてまとめました。
✔︎ 代替肉を使った料理が食べられるレストランって、日本にもあるの?
✔︎ ちょっと試すなら外食のほうが簡単かも。
✔︎ 肉を食べたいけど消化が不安…
こんな疑問にお応えします。
マクドナルドがオリジナルの代替肉メニュー「マックプラント」を発表してニュースになっています。参照:TechCrunch(英語)
発売は2021年、まだ少し先ですが、代替肉がいよいよ私たち日本の生活でも一般化されていくのか!そう感じさせる一報です。
日本でもプラントベースの代替肉メニューを楽しめるお店は、結構出てきています。
ちなみにアメリカでは、レストランに行けばベジタリアンやヴィーガンのメニューがあったり、その表記があったりというのは結構当たり前のことだったり。
例えば私がカリフォルニアで和食レストランをやっていた時も、ホールスタッフから「これはベジタリアンOKか?」という質問が多く、つまりはお客様に聞かれることが多く、メニューに表記を追加したことを覚えています。枝豆とか、野菜の天ぷらとかそうですね。
一方で日本に置き換えてみると、ベジタリアンフレンドリーなお店を探すのは困難です。東京でも…。文化や嗜好の違いなので仕方がないことですが。
今回注目する、代替肉メニューが楽しめるお店は、大手が中心です。その分、気軽に、より身近にチャレンジできます。
早速見ていきましょう
代替肉を使ったメニューを提供するお店
代替肉 専門店
池袋 The Vegetarian Butcher(ザ ベジタリアンブッチャー)
代替肉のレストランで1番に検索ヒットするのがこのお店。
オランダのプランドベースドミートを扱うベンチャー企業「The Vegetarian Butcher」が本体になります。2019年に世界的ハンバーガーチェーンのBurger Kingとコラボをして「REBEL WAPPER」を販売・展開したことで一気に有名になりました。
日本ではデリバリーのみで販売するゴーストレストランでしたが、2020年の秋に池袋に実店舗を持ったことで、日本でもニュースになっています。(参考:フードスタジアム)
◆The Vegetarian Butcherのここがすごい
代替肉を使ったレストランというだけでなく、外食業界としても新しい取り組みをされています。
・栄養価の面からアスリート向けの需要喚起
・サスティナブルな社会を実現する店舗つくり
・代替肉メニュー
・低糖質デザート
・サブスク会員サービス
・食材(代替肉)の小売り販売
・ウェルカム(無料)ワイン
「サブスク」「無料」「サステナブル」など、いまの時代に注目されるサービスがめちゃくちゃ詰まっていますね。
飲食店が手を出せなさそうなサービスにチャレンジされていて、これまでの「お店」というよりは、1つのプラットフォームとして機能しているように感じます。
消費者としてだけでなく、飲食ビジネスとしてそのスタイルを勉強するためにも是非一度体験したいお店です。
ハンバーガー
代替肉を代表するメニューといえば『バーガー』です。日本のバーガー各社もそれぞれのメニューを用意しています。
◆FRESHNESS BURGER
ザ・グッドバーガー(大豆パティ使用)
ここが魅力
・100%植物性由来の大豆パティ
・糖質約45%オフのヘルシーな低糖質バンズ
照り焼きとアボカドの2種類が用意されています。こってり派とヘルシー派と、気分でも選べるところがいいですね。
低糖質バンズ、タルタルソースに動物性原料が含まれていて、完全なヴィーガンフードではない点は注意。日本だったらほとんどの方が気にならない部分でしょう。
◆モスバーガー
ソイパティのオプションが用意されています。
時々ないですか?口は肉を食べたがるけど、胃は「重い」と拒否する日が。そんな時は、モスバーガーのソイパティをチョイス!体が欲している丁度いい感覚の「お肉」をいつものトッピングで楽しむことができます。
バンズの代わりにレタスを使った菜摘(なつみ)シリーズは、栄養価をきにするあなたへ、さらなるオプションを提供してくれます。
アメリカだと「プロテインスタイル」って言いますね。in and outが懐かしい…
◆ロッテリア
最近だと「絶品」チーズバーガーが印象的なロッテリアですが、カロリー約302kcal(単品)のヘルシーなソイ野菜バーガーも用意されています。
スパイスの聞いたオリジナルのソイパティと、
「カロリー約50%カット&ノンコレステロール」
のマヨドレッシングやケチャップで味付けがされています。
カロリー控えめながら食べごたえのある一品!
このラインにマックが加わるとどうなるのか…2021年が楽しみです。
カフェ
◆ドトール
全粒粉サンド 大豆ミート ~和風トマトのソース~
なんと、きんぴらが入ってるんです!和テイストな大豆ミートバーガーを提供するのがドトールとは驚きです!
価格も360円。結構安いほうですよ。
これがドトールで食べられるのはホントに驚きです。
◆コメダ珈琲
コメダ珈琲が創る新ブランド「KOMEDA is □(コメダイズ)」。
原材料をプラントベース(植物由来)とした新業態ブランドになります。
バーガーやミートソースパスタに使われる肉はすべて「ダイズミート」に変えて調理されています。
特に目を引くメニューがこちら…
・べっぴんバーガー
・サステナブルな珈琲
・米粉100%のパンケーキ
・プラントベースのアルコール
気になりますね。
そして内装も工夫されています。
「KOMEDA is □」の美味しいプラントベースを楽しむことで、無理なく手軽に地球に寄り添うことができるとしています。
すごく共感できるコンセプトです。ほどよく楽しむプラントベースな時間、肉との付き合い方をゆっくり考えるスペースの提供は、代替肉の浸透に一役買いそう。
ちなみに、
KOMEDA isで提供されている大豆ミート(の1つ)を家庭で楽しむことがでます。それが、「染野屋 本店」さんが提供しているSoMeatという商品になります。
家庭でもおいしく食べられる大豆ミート、気になる方はチェックです!
こんなところで、以上になります。
ハンバーガーが主なメニューですが、ブランドベースの代替肉を手軽に楽しめる場所は結構あります。
・代替肉とはどんなものか手軽に試したい方
・肉が食べたいけど軽めの肉みたいな日
・肉を楽しみたいけど消化が気になる方
身近なお店でチャレンジです!