ぬか漬けに慣れてきたあなたは、こんなことを考えます。
✔ 2-3日漬けただけだと何か物足りない。
✔ 長く漬けると味は変わるの?そもそも食べられる?
✔ やばっ、つけてたの忘れてた!
この記事では長期間漬けたら、ぬか漬けがどうなるかがわかります。漬け込む時間としては1週間〜3ヶ月、体験を元に解説します。
長い時間漬けるぬか漬け
時系列でぬか漬けの味の変化を見ていきましょう。
2-3日目
→浅漬け。ぬかのほどよい香りを楽しめます。
1週間
→塩分とぬかの成分が野菜の中心まで入るとともに、風味も本格的なぬか漬けに成長します。
2週間
→食材中の塩分は一定になり、熟成がすすみます。お、なんか違うって思うのはこのあたりから。
1ヶ月
→食べてみると発酵による「ピリッ」とするぐらいの酸っぱさが出てきます。ぬか床に埋もれて忘れられたヤツがこんな感じになりますw
3ヶ月
→きゅうりで言うと色が抜けていきます。緑ではなくて、黄色?みたいな。なんか腐ってるみたい…そうですね、でも大丈夫。食べられます!
ちなみにぬか床を作ってから1年くらい経ったつぼい家でも、長くつけることがおおくなってきました。そもそも毎日毎日大量のぬか漬けはたべませんし、冷蔵庫に入れているので、ぬか床を混ぜるのは3日に1回くらい。混ぜた時に野菜を取だしたり、新しく漬けたりしますが、混ぜる時に食べないとまた3日後…3日後…と繰り越していくことに。すぐに1週間くらい経っています。
始めは「やべっ、忘れてた」ってなりましたが、取り出してみると全然平気、食べてみると、「おぉ。味がちょっと違うくなってる」と新しい驚きが。なかなか良いものです。
※ぬか床を1からつくった場合やぬか床の状態によって、食材の熟成速度は、遅くなります。
長くつける時の注意点 3つ
1週間以上〜長くつける時の注意点になります。
✔かき混ぜなくていい、わけじゃない。
→常温なら毎日、冷蔵庫の中に置いても4-5日に一回の手入れは必要です。
✔途中で食べない笑。
→決めた期間を楽しみに待ちましょう。
✔うっかり放置してしまった!!そんな時
→まずぬか床の様子を確認しましょう。表面にカビ、くらいであれば、ぬかの中に使っている野菜は大丈夫なことが多いです。ぬか床の状態によってはNGの時もありますので注意が必要です。
古漬けの食べ方
紹介がおくれましたが、長く漬けた床つけを『古漬け』というそうです。有名な「奈良漬」は古漬けになりますね。酒粕と砂糖の床に1年以上漬け込んでいます。
ぬか床に漬けた古漬けは、細かく刻んで水にさらしてからお召し上がり下さい。
長い時間使っている分、野菜の塩分濃度はぬか床と同じ程度になっています。そのまんまだと塩っぱくてたべられませんが、刻んで水に晒してあげると、浅漬けにはないぬかの香りや酸味、そして旨味が楽しめます。
たくさんの植物性乳酸菌が含まれていますので、免疫力のアップなどの健康効果もより期待できます。
まとめ
いかがでしたか?そもそも、長期間ぬか漬けをつけたら?みたいな疑問をもつあなたは、すでにぬか漬け中級者ですよね:) さらにいろんな食材にチャレンジしましょう!新たな発見があるかも。