料理に合わせて楽しむカリフォルニア産ワインについてまとめました。
✔︎ アメリカ産のワインって、良く知らないけどおいしいの?
✔︎ 料理と一緒にワインを楽しみたいけど、アメリカ産ワインってスーパーにあまり置いてない。。
こんな疑問にお応えします。
あなたがこの記事をよむと、アメリカカリフォルニア産のおすすめワインが見つかります。日本に住んでいても購入できるECサイトをあわせてご紹介します。
5年ほどアメリカの和食レストランで勤務していた関係で、カリフォルニアワインに触れる機会が多くありました。日本では日本酒ばかり飲んでいた私ですが、アメリカではカリフォルニアワインの魅力を知り、日常的に楽しんでいた思い出から、今日本に戻っていてもついついアメリカ産のワインを探してしまいます。
日本でワインといえば、フランス、スペイン、イタリア、南米チリあたりが有名ですね。アメリカのワインはというと、スーパーでは売り場も限られていてあまり目に止まることは少ないかもしれません。Amazonや楽天といったよく使うECサイトも同様です。
しかし、世界的に見れば、アメリカ産ワインの生産量は世界第4位。その80%以上がカリフォルニアで生産されているほど、カリフォルニア州のワインは多くの人に楽しまれています。
アメリカに行ったことがある、または、ホームステイ、留学、仕事、などなどカリフォルニアに住んでいたことがある方って結構いますよね。
お気に入りのカリフォルニアワインで当時の思い出をふり返りましょう:D
【日本で買える】カリフォルニアワインおすすめ15選
赤ワイン
カリフォルニアワインといえばカベルネソービニョン種。そしてアメリカといえば肉料理!ステーキ、バーガー、煮込み、とにかく肉!肉料理に合わせるカリフォルニアワインの紹介です。
Robert Mondavi Winery Cabernet Sauvignon
『カリフォルニアワインの父』と称されるロバート・モンダヴィ氏がナパ・ヴァレーに設立したワイナリーから。リッチな濃縮感、シルクのようなタンニンと長い複雑な余韻が楽しめます。KIRIN社経由の輸入で、日本市場にも多く出回っているワイナリーのカベルネ・ソーヴィニヨンです。ポップに楽しむときにありがたい一本
Tunnnel of Elms by Beringer Cabernet Sauvignon
SAPPORO社経由の輸入で、こちらも日本に多く出回っているワイナリーから。バランスが良いミディアムボディです。黒系果実の香りで、タンニン分はソフト。
Layer Cake Cabernet Sauvignon
真に葡萄の深さと複雑さが表現されていて、手頃な価格でしっかりとした飲みごたえが楽しめます。クリーミーな舌触りと力強い骨格が感じられます。2500円前後、イオンで購入が可能です。当時個人的によく飲んでいたワインだっので、私がイオンに行く楽しみはコレのためです。笑。
https://www.aeondewine.com/shop/goods/goods.aspx?goods=A106-0896599002002
Joseph Phelps Cabernet Sauvignon
世界的にトップクラスの評価を得ています。オーク樽が非常に機能的に働くことで生まれる、スムーズでシルキーなフィニッシュと、柔らかなタンニンが堪能できます。ちょっとお高い逸品です。特別な場面や席に合わせてお探しの方にはおすすめ。
Chateau Montelena Estate Cabernet Sauvignon
ドライチェリーやココアにほのかなミント、タバコの葉や杉の木にパフュームなど様々な香りが折重なります。見事な滑らかさを感じるタンニンと共にフィニッシュを迎えます。世界的に高い評価を受けた一品。
白ワイン
白ワインの王道シャルドネに疲れたかたは方には、爽やかさと華やかさを楽しめるカリフォルニアのソーヴィニヨン・ブラン種をおすすめします。魚料理に合わせて食卓に「涼」を運びます。
Geyser Peak River Ranches Sauvignon Blanc
きりっとした酸にパッションフルーツやレモングラス、青イチジク、タンジェリン、グアバの味わいなど程よい飲み応えがあり複雑で風味が広がる1本です。楽天のみ取り扱いがあるようです。
https://item.rakuten.co.jp/calwine/10003221/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_109_1_10000237
Beringer California Sauvignon Blanc
赤ワイン同様にSAPPORO社経由の輸入。パッションフルーツや柑橘類の爽やかな味わいが特長、生き生きとしたアロマを感じ、すっきりとした後口の飲みやすいワインです。とにかく万能な白ワイン
Girard Winery Sauvignon Blanc
ブドウの生き生きとして爽やかな個性を活かした白ワインを目標として造られた白ワインです。完熟を迎えた状態でブドウを収穫し、酸を残すような製法を取り入れて醸造されています。短期間のシュールリー熟成によって口当たりの良さと複雑味を持ったワインに仕上がります。
Spottswoode Sauvignon Blanc
リッチで魅力的なテクスチャーを備え、心地良い引き締まった酸のバランスが良く、長い時間をかけてフレーバーが広がります。
Wente Sauvignon Blanc
カリフォルニアにあるシャルドネのルーツと言われているワイナリーの白ワインです。が、紹介するのはソービニョンブランw。リヴァモア・ヴァレーの様々な地域からぶどうを収穫することで複雑な味わいをつくり上げています。グレープフルーツや新鮮なシトラスのアロマが感じられます。
スパークリング
7月でも平均気温は23℃程度というカリフォルニア北部の涼やかな気候にから、シャンパーニュのように酸がしっかりと乗ったスパークリングワインが楽しめます。日本独特の素材を活かした様々な魚介の料理、あっさりした肉料理によく合います。
Domaine Chandon California
シャンパーニュ地方で行われているのと同じメトー・ド・トラディショネル製法(瓶内二次発酵)。
しっかりとした果実味やコクがあるので、ステーキのような肉料理にもよく合います。日本の大型スーパーやワインコーナーでも見かけるボトルですね。価格も本場Moëtの半分以下!
Mumm Napa
青林檎や洋梨のフレッシュな果実味としっかりとしたミネラルが感じられます。きめ細かい泡立ちがとても綺麗。問題は、日本での入手が困難な点。
Domaine Carneros
カーネロス地区の気候から、カリフォルニアらしい芳醇な果実感がありながら、キレのある豊かな酸を保ったスパークリングワインに仕上がっています。上品なフルーツソースの料理に合わせるのもOK
ロゼ
Hoopla Napa Valley Rose
ナパらしい弾けるような果実味と同時に様々な品種の個性を活かすべく、カベルネを中心に数種の葡萄をブレンド。キュートなボトルに詰められた本格派のロゼには爽やかさと複雑な重厚感がバランスよく存在しています。経験豊かな女性醸造家が醸すワインです。
FRANCIS COPPOLA SOFIA ROSE
愛らしいピンク色の美しい色調。シラーを中心に使用されているブドウは比較的低い糖度で収穫されています。より食事と合わせやすいテイストに仕上がるよう、ワインの甘さを抑える工夫がされています。料理ありきでワインを探す方にはありがたワイン。
ワイン専用のECサイト
アメリカのワインを比較的多く扱っている日本のECサイトを2つご紹介します。スーパーになければ、Amazon, 楽天にもないようなカリフォルニアワインが揃っています。購入にはそれぞれ会員登録が必要ですが、閲覧だけなら登録不要です。ちょっと覗いてみてください。
Wine Nose Club (ワインノーズクラブ)
カリフォルニアにあるECサイトですが、サイト内は日本市場向けに作られています。現地で運営されているだけあり、カリフォルニアワインに特化した品揃えになっています。欲しいワインを12本選んで、購入すると発送から税関手続きまで全て行って届けてくれるサービスです。かなりの商品数があります。産地別〉ワイナリー別にカテゴリーされていて、欲しいワインに辿り着くことができます。さすが現地のサイトです。
輸入になるため、価格がドルなのと、送料がそこそこすることをご承知ください。支払いはクレジットカードでOK。
ワイン通販のENOTECA(エノテカ)
日本人が国内で運営されています。ワイン輸入販売・卸を行っている企業のECサイトです。世界のワインを扱う中で、カリフォルニアワインのカテゴリーも100商品以上と充実していました。
・会員登録はAmazonや楽天アカウントと連携可能
・LINEを使ったサービス
ここらへんはさすが日本企業です。
・送料は基本的にはユーザー負担
送料無料商品、10000円以上の購入、初回送料無料サービスあり
【WANTED】このワインが飲みたい
個人的に探し物です。
Mumm Napa
甘くないさっぱりとしたスパークリンクです。現地のスーパーとかでの価格は$25前後だったかな…手軽に楽しめる、しっかりめのスパークリングです。
そもそも日本で買えるカリフォルニアワインを探し始めた理由がこのスパークリング。
当時、働いていた和食レストランでも置いてましたが、ある時お客様からプレゼントで頂いて、それから飲むようになりました。
日本での入手方法ご存知の方はご一報ください!!!
カリフォルニアワイン選び方
ワインのプロではないので私見です。「知ってるよ」って方はスルーしてください。
名だたる産地のワインを差し置いて、あなたがカリフォルニアワインを飲むのであれば、
赤→カベルネソービニョン種
白→ソービニョンプラン種
で決定です。
カリフォルニアと日本では気候が違いすぎてその土地にいる事を想像しながら飲むということは正直難しいです。一方で、日本の素材を活かした料理に合わせた時には、楽しみ方が無限に広がります。それはカリフォルニアに和食レストランが広がって根付いた事に似ている気がします。
今回は以上になります。
気候風土からカリフォルニアワインを選ぶというよりは、私達の食文化を豊かにするという観点から彼らのワインを楽しみたいです。