家庭向けのらっきょう漬けについてまとめています。
✔ らっきょうってどうやって漬けるの?
✔ どれくらいの量を漬ければいいの?
こんな疑問にお応えします。
らっきょうを漬けてみようと思っている方にはおすすめの内容です。
つぼい家で試した漬け方と、自家製らっきょうを一年通して楽しむためのポイントを解説します。
自家製らっきょ漬け
この記事で紹介するらっきょうの漬け方は5つです。
- 塩漬け
- 味噌漬け
- 甘酢漬け
- ぬか漬け
- コチジャン漬け
1つずつ見ていきましょう。
下処理・下準備
生のらっきょうを買ってきたら、まず下処理をします。
1,根っこと頭の部分を切り落とす。
2,水につけて洗いつつ、薄い外皮をとる。
3,ざるに軽く広げ、日陰で2~3時間干す。(乾かす程度でOKです)
一度やってみたのでご覧ください。
(YouTube動画:30秒弱)
作業自体は簡単です。あとはひたすらやるだけ^^
◆入れ物
入れ物も事前に用意し、煮沸殺菌しておきます。
- 材質:ガラス
- 容量:500ml~1.5Lくらい
- 形状:瓶またはタッパ
密閉できて、塩・酸に強いガラスびんなどがおすすめです。
一度、試しにつけるなら小さい容器もあり。我が家は初めの年、100均のガラス瓶で漬けました。
ここまでが準備です。
できたら、それぞれの方法で漬けていきます。
〇甘酢漬け
・らっきょう 800g
・米酢 300ml
・三温糖 200g
・塩 60g
・味醂 60g
・唐辛子 2本(種無) 半分にカット
1,調味料をよく混ぜて、甘酢を作る。
2,熱湯消毒した保存容器に甘酢を移しらっきょうを漬ける。
3,密封して冷暗所に1カ月ほど置く。
関連投稿(インスタ):2021年6月12日 らっきょうの甘酢漬け(試し漬け)小瓶 ver.
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ちなみに、
米酢は無添加のなるべく良いものを使うようにしています。
半年~数年と長く保管できるものなので、仕込みには良いものを使いたいですね!
〇塩漬け
・らっきょう 800g
・塩 70~80g
*らっきょう正味の約10%で塩漬けします。
1,ボウルにらっきょうを入れる
2,分量の塩をふり入れて手でよくまぶしつける。
3,熱湯消毒した保存びんにらっきょうを移し、ボウルに残った塩も上からのせる。
4,密封して冷暗所に1カ月ほど置く。
〇味噌漬け
・らっきょう 800g
・合わせ味噌 400g
・味醂 120g
*アルコールが気になる場合は味醂を煮切ります。
1,味噌と味醂をよく混ぜて、漬け味噌を作る。
2,熱湯消毒した保存容器に漬け味噌を移しらっきょうを埋める。
3,密封して冷暗所に1カ月ほど置く。
関連投稿(インスタ):2021年6月29日 らっきょうの味噌漬け(2週間目)味見
〇ぬか漬け
・らっきょう 800g
・ぬか床 1L
1,ぬか床にらっきょうを埋める
2,密封して冷暗所に1カ月ほど置く。
関連記事:【冷蔵庫で保管】ゆるく続けるぬか漬け 始め方〜6ヶ月までを完全サポート!
〇コチジャン漬け
・コチュジャン 300g
・醤油 80g
・みりん 80g
・ごま油 30g
・砂糖 60g
・酢 60g
1,調味料をよく混ぜて、合わせコチジャンを作る。
2,熱湯消毒した保存容器に合わせコチジャンを移しらっきょうを埋める。
3,密封して冷暗所に1カ月ほど置く。
関連記事:ちょと変わった辛い調味料 おすすめ25選
らっきょう漬けは計画的に【チャンスは年に一度だけ】
◆買い付ける量
→一年分を考えるなら最低3㎏は必要!味をしめたら5㎏も◯!!
初めてチャレンジする場合でも、それなりの量を買っておくことをおすすめします。
生のらっきょうが出回るのは6月~7月頃だけ。
8月-9月も見かけたりしますが、もう完全に時季外れで傷みが早かったり、サイズがいまいち(大きすぎ)だったり…
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【失敗談】
これだけ言うのは、もちろんつぼい家で失敗しているからです^^
6月:
初めて買った1袋のらっきょうを味噌と甘酢にそれぞれ漬けました。
7月:
そろそろかなと1つ2つ摘まんで食べてみると、これが旨いんですよ。
8月:
急いでもう一袋買うも、時季外れのため傷みが激しい…
つまり、追っかけの仕込みは失敗のもとです。
らっきょうって、昔、うちのばあちゃんが毎年漬けてて、それが結構な量だったんです。そんなにいっぱい漬けてどうすんの?子供心に思っていた記憶があったから。。。うちで漬けようってなった時も、恐る恐る1袋買う、みたいな感じでした。
こうして初めてのチャレンジは、成功と失敗の両方を体験することになりました。
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ためらうことなく3袋(3㎏)買う!がおすすめです。
時期が来たら、八百屋やスーパーにも生のらっきょうが並びます。
8月の終わりに、もっと買っとけばよかった…ってならないように。
5kg買っても漬けてしまえば1年で消費できます。
余ったらっきょうを料理に使う
そもそもらっきょうが「余る」ことってほぼないと思うんですが、、、
傷んだらっきょうを漬けるわけにもいかず何とか食べようとした結果、らっきょうをそのまま料理に使うのもありだという事が分かったので共有します。
- 刺身のつま
- 野菜炒め
- 味噌和え
- 生姜焼き
- //追記//タルタルソース(超おすすめ)
など…総じて、玉ねぎの代用でイケます◯
そもそもらっきょうって、見た目は玉ねぎの小さいやつですよね。
炒め物にはよく合います。
逆に炒め過ぎには注意。変にネギっぽい甘味がでてきたと思うと、らっきょう特有の風味と相まってちょっと「うぇ」ってなります。食感も微妙に。。
最後に加えて、サッと火を入れる程度がいいですね。シャキシャキの歯ごたえも残ってこれが意外といけます。
関連投稿(インスタ):余ったらっきょうの使い方
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こんなところで以上になります。
一度やると、シンプルに、その旨さにハマります。ばあちゃんが、毎年毎年、大量のらっきょうを漬けていたのはこういう事か…納得です。
お試しください!