赤むつのアクアパッツァ

赤むつを使ったアクアパッツァをご紹介します。

✔ 見栄えが良くて、簡単に作れるパーティー料理を探している
✔ 赤むつを使った和食以外の料理を作りたい
✔︎ アクアパッツァにコクを出したい

こんな悩みにお応えします。あなたがこの記事をよむと、赤むつを使ったアクアパッツァの簡単な作り方がわかります。さすがは高級魚!赤むつを使うことで、豪華な見た目のアクアパッツァに、上品でリッチなコクを追加します。

社会人になって10年ほど飲食企業で働いていました。今は一般企業に勤務している普通のサラリーマンです。飲食を離れても、溢れる創作欲をおうちごはんにぶつける一方で、家庭料理のアイデアや役立つスキルを合わせて発信しています。

今回は20cm未満の小さな赤むつが築地で800円でした~2本買って丸々調理しています。

赤むつのアクアパッツァ

アクアパッツァとは

簡単に復習しましょう。アクアパッツァとは、ブイヨンなどの出汁を使わず、「水、トマト、白ワインなどで魚を煮込んだスープ料理」を指します。スープを楽しむという意味で、日本でいう水炊きに例える人もいます。さっぱりした味付けで夏向けの料理です。また魚種が限定されていないので、季節に合わせた旬の魚で楽しむことができます。

関連記事 –>>【作る前に読む】アクアパッツァまとめ

材料

・赤むつ 小さめ2本 300gくらい
 →小ぶりで丸々煮物に使えるサイズがGood
・あさり 200g 殻付き
・ミニトマト 7個 そのまま、または半分にカット
・マッシュルーム 5~7個 サイズによっては半分にカット
・人参 1/2本 4等分にして、下茹しておく
・玉ねぎ 1/2個 くし切り、4等分
 →爪楊枝さしてくずれないようにしておくときれいに仕上がります。
・オクラ 3本 斜に半分にカット

・しお、コショウ
・白ワイン 1カップ(150~200ml)
・昆布 少し 白ワインに浸しておく
・オリーブオイル 大さじ2
・にんにく 2かけ 粗みじん
・サラダ菜 1株程度(なくてもOK)
・ローリエ 1枚(なくてもOK)

調理 調理時間:20分

1、赤むつは、エラ、内臓を掃除して、水気を拭き取ります。表裏に切り目をいれてから、塩をふって、15分くらい(余裕があれば2時間くらい)置きます。臭みが抜けて、旨味がまします。時間がたったらペーパータオルで水分をふき取ります。


2、フライパンにオリーブオイルを熱し、赤むつを中火で焼いていきます。盛り付けたときに表にする面を先に焼き、裏返し裏面を焼きます。


3、弱火にしてにんにくを加え、香りが出たら、プチトマト、あさり、マッシュルーム、人参、玉ねぎ、おくら、ローリエ、白ワインを加え、中火にする。

※他の魚介類や野菜を加える場合もここで一緒に入れてしまします。


4、ふつふつとしてきたら、蓋をして弱火で5-10分ほど蒸します。


5、5分ほどたってあさりが開いたら、スープを味見します。物足りなければ塩、こしょうで味を整えます。


7、皿にどーんと盛って完成です。あれば、サラダ菜やイタリアンパセリを中央に添えるときれいに見えます。なければ、パセリ粉を振りかけてもきれいな緑が映えます。


Tips:ちょっとしたポイント

赤むつはさすがの高級魚だけあって、身にきめ細かい上品な脂が入っています。他の白身でアクアパッツァを作る際には、コクを増すためにバターを入れることもありですが、今回はバター不要!赤むつ自体の出汁がとても濃厚です。そのままの味を楽しめます。

緑の野菜を入れると見た目が映えますね。
春:アスパラ、夏:オクラ、秋:セロリ、冬:小松菜…などなど。地域によっても面白い旬野菜があるかと思います。スープの味を邪魔しない程度に追加します。

赤むつとは

赤むつの特徴

標準和名 = 赤むつ
日本海での呼び名 のどくろ

あなたが聞いたことがあるのは「のどぐろ」かもしれませんね。はい、「超」高級魚のひとつです。主に日本海や千葉県以西の太平洋側で漁獲されます。売値はキロあたり1万円を超えることも。底曳き網でとったものを干物にしたりもします。ももちろん高価。意外かもしれませんが養殖されていないのも魅力のひとつです。

:冬から春

選び方
・鱗がはげやすいものの
・触って硬いもの
・目が澄んでいるもの

赤むつはアクアパッツァに最適

今回来客があったので、ちょっとお高い赤むつでアクアパッツァにしました。作ってみて、赤むつについて調べてみて、気づいた事。赤むつってアクアパッツァに最適な白身魚です。

◯小さくても味がいい!
→高級魚だけど小ぶりのものは結構安く手に入る。プラス一本そのままフライパンに入るサイズだから、見た目豪華、魚の骨まで出汁がとれて旨味も半端ない!

◯皮は比較的しっかりして厚みがある

◯高級魚特有!脂は身全体に混在
→この切り口からもわかる通り、まるで牛肉のような霜降りが全身に入っています。皮にもにじみ出るほど。この写真↓から伝わって欲しい・・・!

◯熱を通しても硬く締まらない
→アクアパッツァの調理時間は5-10分。魚によっては短時間の煮込みで固くなってしまう白身もありますが、赤むつは短く火を通すだけでも「ふわっ」と仕上がります。

まとめ

おいしい赤むつを楽しむバリエーションとして、アクアパッツァもありありです!今の私には、アクアパッツァするなら赤むつ!というくらいおすすめ魚種です。

✔︎ 赤むつを使った和食以外のレシピ
✔︎ 大切な場に提供できる料理
✔ ホームパーティーで目立つ逸品

こんな時には、お役立て下さい。

関連記事