【実は旨い】サーモンの皮【原価もさがります】

 

サーモンの皮をおいしく食べる方法についてまとめました。

 

✔︎ サーモン、毎日さばいているけど、皮とか骨とか結構すててるよね。利用方法はない?


こんな疑問にお応えします。

丸丸1本のサーモンを刺身用に卸した時に、ふだんなら捨てている皮を売り物に変える方法を紹介します。

特に飲食店や魚屋、スーパーで原価管理をしている方には有効な使い方です。もちろん家庭でも試していただけるレシピです。

ちなみに、日本では食べることがないサーモンの皮ですが、アメリカの和食レストランでは結構普通にメニュー化されています。具体的にはサラダ、手巻き、巻き寿司です。

日本人が食べてもおいしい!と思える一品です。

 

サーモンの皮をおいしく食べる方法

結論:オーブンでパリパリに焼いて、チップスのような状態にします。

利用法:サラダ、つまみ 、手巻き寿司

カリカリに焼いたサーモンはクリスピーで旨味もたっぷり。

費用面で見ると、

5㎏のサーモン1本の仕入れは7000円~8000円でしょうか。近年はとにかく原材料費が高騰しています。サーモンのカマやハラス、は炭火で焼いて提供したり、骨はみそ汁、すき身は和え物など、余すところなく使っているはず。

サーモンの皮をおいしく調理して商品化すればさらに原価を助けることになります。

 

サーモンの皮 レシピ

下準備【ここに注目】

【この下準備が一番のポイントです】

1、サーモンの皮をオーブン用のシートに並べます。焼いたときにくっつかないようにクッキングシートを使います。


2、さっと塩、胡椒します。塩は両面、胡椒は片面でOK


3、250℃のオーブンで焼いていきます。8分焼き、表裏を返して3分焼きます。
※サーモンの皮に身がついている場合は、10分+5分、少し長めに焼きます。


4、箸で突っついてぱりぱりであればOK。焼いたサーモンの皮を、箸で食べられるような適当な大きさに砕いておきます。


 

【注意点】

※焼いた後でも、ふにゃふにゃな状態の皮は✖。食感がなくゴムみたいで、しかも生臭さも残ります。レストランだとクレーム物です。リピートにもつながりません。注意してください。

※冷凍保管OK、使うときはオーブン(トースター)で温めるか、フライパンで少し炒ってから使うと問題ありません。

※油で揚げるのはダメです。これ確かに楽なんですが、パリッとジューシーな仕上がりに到達する前に丸焦げになります。

カリッと焼いたサーモンの皮 レシピ

1、サーモンスキン(皮)サラダ

使う野菜は、特に縛りなし。シンプルな葉野菜のサラダに合わせるだけで、パリパリの食感と旨味、塩気を加えてくれます。ドレッシングなしでもいけます。

例:大根+紫蘇+サーモンスキン(皮)

 

2、手巻き

・お店であれば、手巻きや細巻きのレパートリーに加える
・家庭であれば、手巻きパーティーの一品に加える

小分けして冷凍しておけば、注文時にさっと取り出してオペレーションも楽です。

 

3、おつまみ

そのままの提供もOKです。ビールや日本酒のあてになります。チップス系のおつまみですね。塩気と旨味は抜群です。

居酒屋で初めてお試しいただく方にはこの食べ方もあり。くせになるやつです。

お店視点だと、毎日捨ててる食材が、一皿500円の人気商品へ変身させられます。

今回は以上になります。

 

サーモンスキンはアメリカンジャパニーズフードですね。現地の和食レストランは、毎日毎日、ホントにたくさんのサーモンを卸していますから、、、

そういう意味では、サーモンの皮のロス対策=日本人の知恵な気がします。

お試しください!

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