【飲食店向け】Instagramの目標設定【保存してもらえる投稿を継続しよう】

飲食店向けのInstagram運用目標についてまとめています。

✔ お店でInstagramを始めてみたけど、どう運用していけばいいんだろう?
✔ いいねやフォローを集めていけば売上をあげることができるの?

こんな疑問にお応えします。

私自身、2021年1月からインスタ運用に力を入れていて、ここまで毎日投稿を続けています。

投稿についている「いいね」の数は700前後で安定していますが、ある投稿が、10,000以上にリーチしたことをきっかけに、これまでなかった「バズる」投稿が増えています。

2021年年明けから200日くらいですね、毎日やって気づいたんです。

Instagramの伸ばし方に。

この記事では、

・インスタ運用を始めた人が勘違いしやすいポイント
・運用を考えるための軸

この2点を中心に、飲食店向けインスタグラム運用の方向性について解説します。

私たちが、お店でお客様に接するのと同じように、Instagramの投稿内容でも、お客様に心から寄り添うことが大切です。大きな反響を得られます。

早速の見ていきましょう。

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【飲食店向け】Instagramの目標設定

Instagram 目標設定

結論から書いておきます。

◆Instagram運用の目標:保存数の獲得
→飲食店がInstagramを伸ばしていくためには、「保存」してもらえるような内容の投稿を継続します。

順番に解説します。

インスタの「保存」機能

Instagramに「保存」という機能があることはご存知ですか?

この赤丸の部分、このボタンを押すと投稿がユーザーのアカウントに保存されます。

インスタあるあるとして、後から見たい投稿があっても、

「あーあのアワビの投稿、誰の、いついつのものだったっけ??」

見失ってしまいます。

ホーム画面に現れる投稿は随時更新されているので、気になった投稿を見直したいときに戻れなくなってしまいす。

でも「保存」した投稿はユーザーが後から簡単に見つける事ができます。

「お気に入り」みたいな機能ですね。

「いいね」と「フォロワー」

お店でInstagramのアカウントを作って運用を始めたら、まず気になるのが自分の投稿につく「いいね」の数とアカウントの「フォロワー」ですよね。

・この投稿にはいいねがたくさんついた!
・昨日よりフォロワーが増えてる!

自分のお店が評価されているようで、とても嬉しいし、楽しくなります。SNSを使っていこうというモチベーションにもつながります。

関連記事:【飲食店向け】 Instagram 始め方【アカウント作成~1つ目の投稿までを解説】

ただ、「いいね」や「フォロー」に対する一喜一憂が落ち着いたときに、考えて欲しいことがあります。

私たちがお店のSNS運用に求めている事って、投稿を認めてもらうことでしたっけ?

自分の投稿やお店のアカウントを認めてもらう事はとても嬉しい事です。

でも、本来私たちがInstagramを始めた目的は、お店の売上を上げるため、のはずです。

  • お店のアカウントがSNSで拡散される
  • 日本中の(時には世界中の)多くの人にお店や商品を知ってもらう
  • その中から何人かにお店に来てもらう、商品を買ってもらう

簡単ではないですが、これを実現できるのがInstagramです。

 

「保存」の数と「拡散」の関係

「保存」が増えとより多くの人に自分のアカウントに気づいてもらう事ができます。

これはInstagramの仕組みで決まっていることです。(アルゴリズムといいます)

  1. 投稿Aが保存される
  2. Instagramが投稿Aを評価する
  3. いろんな場所で投稿が示される
  4. 多くの人が投稿Aに気が付く

こんなイメージです。

結果的に、たくさんの人があなたのインスタに気が付き、お店が露出するチャンスが拡大していきます。

例として私の投稿の結果をみて下さい。

◆例①2021年7月20日の投稿

保存数:102
リーチ数:10,435

◆例②2021年7月22日の投稿

保存数:1
リーチ数:2,001

保存数が増えると、リーチ数(投稿をみてくれた人の数)も増えています。

もう少し細かく見ると、

保存数が増えると、「ハッシュタグ」や「発見」からのリーチが増えます。
→これはInstagram側が投稿をいろんなところへ露出してくれている事を意味します。

逆に保存数が少ない場合は、「ホーム」からのリーチが多くなっています。
→これは私のフォロワーが投稿を閲覧してくれていることを意味します。

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Instagram上でより多くの人に拡散されるためにはどうすればいいか?

お店のアカウントを育てていくためには、ここを考える必要があります。

そして、すでに結論つけているように、飲食店がInstagramを伸ばしていくためには、

「保存」してもらえるような内容の投稿を継続する

ここを軸に投稿内容を考えて続けていくことが必要です。

 

保存してもらえる投稿とは?

保存してもらえる投稿とは?

ここまで読んできた方には、こう思うかもしれません。

✔ なるほど、保存してもらえる投稿をすればいいのか!でも、保存をしてもらえるには、どんな内容の投稿をすればいいの?

ここからは飲食店がするべき投稿の「内容」について解説します。

だめ!絶対

始めに、飲食店がInstagramで避けるべき投稿内容を書き出します。

  • 業務連絡
  • お店に関係のない内容
  • 商品の宣伝

まず「業務連絡」を辞めましょう!私が声を大にして言いたい事です。

特に「店休」の連絡。

Instagramからの集客に成功していて、ほとんどのお客様がInstagramから予約されているお店がありますか?

休みの日の連絡はInstagramでは不要です。誰も「保存」しませんし、「いいね!」なのかどうかも疑問です。

詳しく説明した記事:飲食店のSNS発信【NG投稿】

次に注意したいのは、お店に関係のないあなたの私生活に関する投稿です。

「自分語りは✖」これはSNSの発信の基本です。多くのインフルエンサーが口をそろえて言っています。

多少の「いいね」はもらえても、拡散にはつながりません。お店のイメージが定まらず、アカウントの統一感が損なわれます。

自分が言いたいことは封印してください。

最後に、商品(お店のメニュー)の宣伝。

これも難しいところですが、回数は抑えた方がいいと思います。受け手側に立つとわかると思いますが、商品の宣伝ばかり目に入ると、完全スルーですよね。

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Instagramで避けるべき投稿について、例を挙げて、もう少し身近に感じてみましょう。

あなたは、こんな行動をスタッフさんと取り組みますか?

・お客様が帰る際に、次の休みの日をつたえる
・テーブルに行って昨日あった事を話す
・呼ばれたら、毎回おすすめ商品を見せる

時には必要ですが、徹底することはないはずです。

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  • 業務連絡
  • お店に関係のない内容
  • 商品の宣伝

この3つを続けると、結果的に数字が伸び悩み、せっかくアカウントに来てくれたフォロワーは離れてしまうかもしれません。

 

お客様に寄り添う気持ちを投稿する

繰り返しになりますが、

飲食店のInstagram運用の目標は、「保存」数です。

つまりそれはユーザーがもう一度見たくなる内容の投稿です。

では、どんな投稿がもう一度見たくなる投稿か?

ここを考えることがとても大切で、難しいところです。

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飲食店であれば、お客様がもう一度お店に来てほしいという考えをもって営業に当たります。

・もう一度食べたくなる料理
・もう一度受けたくなるサービス
・もう一度来たくなるお店

そのために私たちは、お店で何をしていますか?

・新メニューの開発
・新鮮/こだわり素材の仕入れ
・スタッフMTG
・店内清掃/装飾/改装

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私たちは、来店されたお客様に満足していただいて、また来てくれる事を常に考えているはずです。

お客様に寄り添うための思考、行動、熱意、半端ないはずです。

この部分をInstagramで投稿すること。これが1つ答えだと思います。

写真で切り取れば、1つの料理。でもそこに、あなたが思うストーリーを添えれば、Instagramでたくさんの人に伝えられます。

お客様に寄り添うための「考え方」や「熱意」こそ飲食店が発信するべきコンテンツです。

その他に…

お客様に寄り添った投稿として、考え方や熱意の他に、こんな内容もおすすめです。

◆家庭でも使えるお店の小技

キッチン、ホールに限らず、お店では当たり前にやっているけど、一般(家庭)的には知られていないことって、結構あります。

特に調理工程には多いかもしれません。このちょっとした部分を切り取って投稿します。

知らない人にとっては、

「ナニコレ!すごいテクニック!」

と受けてもらうことができます。

これは「気づき」ができるかどうか、ですね。あなたが何気なくやっている作業に、アルバイトスタッフが「えっ?(驚き)」って言うような反応があれば、メモメモ!Instagramでは良いネタになります。

ちなみに、これは私のアカウントで実践している内容です。

居酒屋やってる人にとっては、別に普通のじゃがバタ醤油のレシピですよね?

ところが、この投稿、

保存数:27

また見たい!と思ってくれる人が結構います。

◆ずば抜けて質の高い画像

Instagramなので、写真画像のレベルは大切ですね。

ただこれに関しては、素材のレベル、写真のレベル、ともに高める必要があるので、居酒屋には難易度高いかもなって思います。(私にはできません…)

高級店や専門店にはおすすめです。完璧な一枚を創って投稿するとウケることもあると思います。

まとめです。

この記事では、飲食店向けインスタグラム運用の目標設定について書いてきました。

■Instagram運用の目標
→保存数の獲得
飲食店がInstagramを伸ばしていくためには、「保存」してもらえるような内容の投稿を継続します。

■バズるロジック
→また見たいと思える投稿をする
→保存数が増える
→発見/ハッシュタグから流入が急増
→気づいてくれる人が増える

■保存されやすい投稿内容
・お客様に寄り添うための思考や熱意
・家庭でも役に立つテクニック
・ずば抜けて質の高い画像

■避けるべき投稿内容
・業務連絡
・お店に関係のない内容
・商品の宣伝

Instagramは他SNSに比べて、バズりつらいと言われていますが、そんなことはありません。お店でお客様に接するのと同じように、Instagramの投稿内容でもお客様に心から寄り添うことで大きな反響を得られますよ!

今からでも意識する価値ありです。

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はい、こんなところで以上になります。

本気でインスタに取り組むなら、本記事の内容を取り入れてみてください!

では。

 

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