面接時の「逆質問」についてまとめました。
✔︎ 企業から逆質問された時は、どんな質問をすればよい印象与えることができますか?
こんな疑問にお応えします。
面接の時に企業側から「なにか質問はありますか?」と聞かれることを逆質問といいます。あなたが面接にいくとほぼ確実に聞かれる質問です。
この記事を読むことで、飲食業からの転職活動をしているあなたが、用意しておくべき企業への質問がわかります。飲食店経験者が用意しておく3つの逆質問をお伝えします。
ちなみに、私は新卒から10年以上飲食店で勤務した後、外資系のIT専門商社に転職できました。土日祝日休みで、残業も少なく、必要に応じてテレワークなど、以前とは全くことなる環境で働くことができています。
私が転職活動の時に必ずしていたとっておきの逆質問も紹介します。
早速いきましょう。
企業への質問【用意しておくべき3つ】
飲食業からの転職活動で、面接の時に企業側から「なにか質問はありますか?」と聞かれた時のために、用意しておくえべきはこの3つです。
1,繁忙期はありますか?
2,3-5年後、マネジメント面などキャリアアップの可能性はありますか?
3,入社までにできる準備(勉強)はありますか?
1つずつ解説します。
1,繁忙期はありますか?
面接時に実際の残業時間や仕事の忙しさについて細かく聞くことは、相手にマイナス印象をあたえるため、NGとされています。また面接官が人事担当の場合は、あなたが応募している部署の実務を知らないことが多いです。
この質問を通して会社全体としての繁忙期を聞くことで、残業など勤務時間が長くなる時期をある程度予測することができます。
飲食店だと12月と3月が圧倒的に忙しいですよね。そんな話もはさみながら聞けば、現職との違いを把握しようとしている前向きな質問になります。
2,3-5年後、マネジメント面などキャリアアップの可能性はありますか?
飲食業から他業種への転職において、必要なマインドです。今は未経験だけど、将来的にはこの企業で活躍したいという前向きな質問になります。
プラスして、いまあなたが支店長などの管理職経験者であれば、マネジメントスキルを生かしていきたいというアピールもできます。
3,入社までにできる準備(勉強)はありますか?
飲食業から一般企業への転職では、業界・職種ほぼ未経験が前提になります。具体的な仕事は入ってから覚えるとしても、入社までにできる事をいくつか聞いておくことは、あなた自身にとって大切です。
もちろん前向きな気持ちをアピールできる質問になります。
ちなみに、
私がこの質問をしたときに頂いた回答↓
「ビックカメラなどに並んでいる製品をよく観察しておいて」
結構ふわっとしたことを言われました。
当時は、「え、それだけ?」と思いましたが、飲食店に当てはめて考えると、競合店舗に食べに行くみたいな市場調査的なことだと思います。
その会社が扱う製品やサービスを消費者目線で体験しておくことが大切ですよね。
マネジメント経験がない。。。
ここまで見てきて、
「私にはマネジメントの経験がないのですが、企業へ将来的なアピールができないかも…」
こんな気持ちがあるかもしれません。
飲食店で店長・副支店長・調理場責任者経験があれば、それは転職時に素晴らしいアピールポイントになります。
一方で特に20代中盤で責任者の経験がない場合はそれができません。
その場合は、転職して3-5年後どうありたいかを明確に伝える事が大切です。
未経験の20代であれば企業はあなたの「伸びしろ」に期待していることも多く、入社してから育ってくれることを考えています。「今」の状態は重視されません。
「企業に入社して、どう活躍していこうと考えているのか?」
この部分がしっかり伝えられれば、あなたの将来性を担保することができます。
とはいえ、相手企業や業界に合った内容を伝える事が必要で、論理的に言葉にすることは難しいかもしれませんが。。。
おすすめなのは転職エージェントに相談することです。彼らと面接対策することで、あなたがどうやって活躍していくかを言葉で伝えられるように準備できます。
一般企業間で転職する場合は、ほとんどの人が転職エージェントを利用しています。
大手転職サイトのマイナビでは「20代に特化した転職エージェント」も用意されています。困ったときは相談してみましょう。
では、一旦まとめます。
飲食業からの転職活動で、面接の時に企業側から「なにか質問はありますか?」と聞かれた時のために、用意しておくえべき3つの質問。
1,繁忙期はありますか?
2,3-5年後、マネジメント面などキャリアアップの可能性はありますか?
3,入社までにできる準備(勉強)はありますか?
参考にしてみてください。
面接は企業を知る場
順番が前後しますが、逆質問の前提として、「面接は相手企業について知る場」ということを理解しておくことは大切です。
面接に対してこんな考えはないですか?
面接官→質問する人
あなた→答える人
聞かれたら答えるだけの場と思っていると、転職活動をうまく進めることはむずかしいです。
企業側→あなたのことを知りたい
あなた→相手企業のことを知る、理解する
企業がどんな想いを持っているのか、考えや社風、将来への取り組み、こういった部分を理解する場所と考えましょう。(残業時間や給与面を聞くということではありません。。)
あなたが転職したら、この先長~く働く場所になるかもしれない場所です。しかも飲食店で働いているあなたが全く知らない世界になります。
しっかりと逆質問の準備をすれば、面接の時間はお互いに有意義な時間になりえます。
だれも聞かないこんな質問
最後に、私が転職活動をしていた時に、必ず聞いていた質問を紹介します。
「(1つ前の)選考を通過できた理由、自分のどんなところが良かったか?について差支えない範囲で教えていただけますか」
とらえ方によっては失礼な質問かもしれないので、必ず聞けって言えない質問です。でも聞いておくことで、その企業があなたのどこに魅力を感じているのかが明確になります。
未経験での転職活動は、結構耐える部分もあります。例えば、1つの面接にたどりつくまでに10-20件は書類でおとされてたりします。
書類選考を通過して面接できた時に、なぜ自分が書類選考を通過できたのか?なぜ面接してみようと思ったのか。。。この部分ってすごく大切だと思います。
その企業が魅力に感じてくれている部分は、そのままあなたの魅力として認識できます。
2次面接に進んだ時にも自分の魅力として話のネタになりますし、ほかの企業を受ける際も使えます。
まず面接では説明されない部分ですので、用意しておいた質問がすべて説明されてしまった…なんて場合にも使えます。
「(1つ前の)選考を通過できた理由について差支えない範囲で教えていただけますか?」
是非使ってみてください。
こんなところで以上になります。
逆質問は、あなたの前向きな気持ちを企業側へ伝えるよい場面です。あなたが気になっていることを上手くまとめて質問しましょう。
準備や言葉の選択は、エージェントが助けてくれます。頼れるところは頼りましょう^^
では。