ひな祭りに用意するちらし寿司についてまとめました。
✔︎ ひな祭りのちらし寿司ってどう作ればいいの?食材に決まりがあったりするもの?
こんな疑問にお応えします。
この記事では、ひな祭りに用意するちらし寿司の準備から盛り付けまでを完全解説しています。もちろん家庭の好みに合わせたアレンジ自由ですが、とにかく1つ「決まった型」を覚えておくことで料理の組み立てはとても楽になります。
年に1度の行事に花を添えて、お子様の成長を願います。
早速行きましょう。
ひな祭り用のちらし寿司とは?
「ひな祭りとちらし寿司」について歴史をさかのぼるとこんな感じです。
平安時代:「なれ寿司」
江戸時代:「ばら寿司」
現代:「ちらし寿司」
もともとはなれ寿司という魚と米を発酵させたものを食べる習慣があったようです。それが江戸時代に入り、見た目が地味さを補うために、ばら寿司という形に変化していったとあります。
ばら寿司は、混ぜご飯ですね。今でいう五目ちらしみたいなもの。
それが現代になって、見た目の彩をきれいにした形で伝わってきています。なので、ひな祭り用のちらし寿司を簡単にいうと、五目ちらしにトッピングして、綺麗に飾り付けしたものですね。
トッピングの具材は、縁起がいいとされる「海老、れんこん、豆」を使うことが多く、こんな願いが込められています。
・海老 →腰が曲がるまで長生きしよう
・れんこん →細長く続く穴から遥か先まで見通しを持つ
・まめ →健康にマメに働き、仕事がうまくいきますように
おせちと同じような感じで、日本のお祝いにちょいちょいでてくる食材の組み合わせです。
ではここから、材料をそろえて作っていきす。
ひな祭り用のちらし寿司レシピ
材料
・寿司飯 2合分
・五目ちらしの具(※)
・きざみのり 少し
・錦糸卵 2個分
・寿司海老 4-5本
・花レンコン 10枚
・さやえんどう 5本
あったらいいな
・アボカド 1/4 1㎝角にカット
・いくら 少し
・さくらでんぶ 少し
(※)五目ちらしの具
・干ししいたけ 5枚(だし汁につけてもどす)
・人参 1/2本
・たけのこ 60g
・油揚げ 1枚
●だし汁200cc
●醤油 大さじ2.5
●砂糖 大さじ2
●みりん 大さじ2
●酒 大さじ2
レシピ
1、五目ちらしの具を作ります。
戻した干し椎茸・人参・たけのこ・油揚げは千切りにします。だし汁・調味料で汁けが少なくなるまで煮込んだら冷まします。
2、錦糸卵、寿司海老、花レンコンをそれぞれ用意します。
(詳しくは各レシピをご覧ください。)
3、さやえんどうは、筋をとって30秒ほどさっとボイルします。上がったら氷水で冷やし、使う前に斜めに1/2にカットしておきます。
※ちなみに、1~3に時間と手間がかかります。ご家庭の日程に合わせてレトルトや、水煮したものを買ってくるのもありです。
4、寿司飯を作り冷まします。冷めたら、五目ちらしの具と混ぜ合わせます。
5、ここから盛り付けです。せっかくなので大皿にどかんと豪華に盛り付けていきます。小型のサイズの飯台をお持ちであれば、寿司飯を作ってそのまま盛り付けていくのも◯。
・具を混ぜた寿司飯
・刻みのり
・錦糸卵
ここまで全体に広げます。
6、トッピングを全体に散らします。円を書くように海老を置き、海老にレンコン、さやえんどう、さくらでんぶを添えていくと、何となくきれいに見えてきます。
7、トッピングの隙間に見える寿司飯を埋めていくように、いくらとアボカドをちらします。
これで完成。
一度やってみます!ご覧ください。
関連動画:Comming…
ちらし寿司の準備は計画的に
おすすめスケジュール:2日に分けて準備します。
3月2日 前日に食材の準備
3月3日 当日は寿司飯の用意と盛り付け
家庭でお寿司をつくるときに注意なのが、準備に結構な時間がかかる事です。食材を1つずつ下処理して用意するためには、時間と手間がかかります。
ご飯の時間がずれるって、特に小さいお子様がいる家庭は、うまくできるかどうかより重要な問題だったりますよね…。ひな祭りは曜日を選べませんし、いつものように晩御飯を用意しようとしたら全然間に合わない…なんてことも。
ただ、逆の見方をすれば、食材の準備さえそろっていれば、盛り付けは楽なのがちらし寿司だったりもします。
年に1度のイベント、折角の晴れの日です。綺麗でおいしいちらし寿司でお祝いしたいものです。
準備から計画的にすすめることが、余裕を持つ鍵です。
こんなところで以上になります。
今年もよいひな祭りを!