鰆とアサリのアクアパッツァをご紹介します。
キーワード
✔︎ 鰆料理
✔︎ さっぱりしたおかず
✔︎ パーティー料理
こんなキーワードでお探しの方はお役立ていただける内容です。『アクアパッツァ』なんとなく聞こえはいいけど、難しそう…と思ってる方は、知らないだけです。
実はアクアパッツァって簡単に作れます!味よし、見た目よし、のアクアパッツァに是非チャレンジください。
鰆とあさりのアクアパッツァ
アクアパッツァとは?
簡単に復習します。
アクアパッツァは、イタリア・ナポリ料理です。ブイヨンなどの出汁を使わず、「水、トマト、白ワインなどで魚を煮込んだスープ料理」を指します。「洋風水炊き」という表現もみかけます。魚料理ではなく、海鮮のスープを楽しむ料理になります。
材料(3-4人前)
・鰆 半身 300gくらい または切り身でもOK
・あさり 200g 殻付き
・ミニトマト 7個 そのまま、または半分にカット
・エリンギ 2本 手で割く
・オクラ 4本 半分にカット
・しお、コショウ
・白ワイン 150ml
・オリーブオイル 大さじ2
・にんにく 2かけ 粗みじん
・レモン 半個 スライス
・パセリ粉 大さじ1(なくてもOK)
・ローリエ 1枚(なくてもOK)
Tips:
・時期を過ぎた鰆はさっぱりし過ぎていた感じがありました。コクを増したいときは、顆粒和風ダシ、みりん、砂糖を少し加えるものありです。
・料理に使う白ワインは箱で買っておくと便利
調理 調理時間:20分
1、切り身魚は塩をふって、15分くらい(余裕があれば2時間くらい)置きます。臭みが抜けて、旨味がまします。時間がたったらペーパータオルで水分をふき取ります。
2、フライパンにオリーブオイルを熱し、魚を皮目から中火で焼き、裏返し両面を焼きます。
3、弱火にしてにんにくを加え、香りが出たら、プチトマト、あさり、エリンギ、おくら、パセリ粉、ローリエ、白ワインを加え、中火にする。
※他の魚介類や野菜を加える場合もここで一緒に入れてしまします。
4、ふつふつとしてきたら、蓋をして弱火で5分ほど蒸します。
5、スープを味見してみて、物足りなければ塩、こしょうで味を整えます。
6、皿にどーんと盛って完成です。今回はスライスレモンで飾り付け。これからの季節、さっぱ食べられておすすめです。あれば、イタリアンパセリを中央に添えるときれいに見えます。特になければ、パセリ粉を振りかけてもきれいな緑に。
鰆の特徴
近所の魚屋に手ごろなサイズが並んでいたのでついつい買ってしまいましたが、本当の旬は春です。北海道以南であれば、日本全体で生息している魚。EPAやDHAが非常に多く、サンマより多くのDHAを含んでいます。
身が軟らかく身割れし易いため、味噌などに漬ける時は少し長めに漬けます。塩焼き、照り焼き、味噌漬け焼きなどにして食べるのが一般的ですね。
海に近い地域では、刺身でも食べるそうです。
特に旬の時期では脂肪が14~16%に達し、トロリとした食感を味わう事が出来るとか。やわらかい身肉のため刺身は皮つきのままタタキもおすすめ!皮と身の間の独特の香りを生かす効果も。身を締めるために、昆布締めにしたものを用いるのもあり。
まとめ
いかがでしたか?鰆に限らず、白身魚、トマト、あさり、白ワインで簡単にアレンジできるのがアクアパッツァ。楽しい料理です!