先日、築地で見つけたきれいな鰊(にしん)。「刺身で大丈夫!いけるよ」ということで買って帰って、さばきました。結果として鰊の身は刺身でおいしくいただけました。
今回紹介するのはそのおまけで出てきた卵の部分。鰊の頭を落として、腹をさいたところ、綺麗な卵がするりと登場!鰊の卵=数の子でしょと思い、早速ググって、YouTubeみて作り方を検索。でも数の子の調理レシピや出汁のレシピは山ほどでてきますが、数の子の塩の漬け方って意外と出てこないんですね・・・。とにかく検索しまくって、自分なりに試してみました。簡単な手順で自家製の数の子を作りましたのでご紹介します。
自家製・数の子レシピ
材料はこれだけ!
・鰊の卵 1匹分(2ふさ)
・食塩
要するに塩だけです笑。
数の子の漬け方
1、鰊から卵をとりだし、血管の部分を取り除きます。卵のふさはとても柔らかいので、慎重に取り除きます。
2、卵を水でやさしく洗い流し、キッチンペーパーで水気を取ります。
3、多めの塩を表面に振りかけます。もしくは、塩床に卵の房を埋めるようなイメージでもいいかと思います。そのままラップにくるんで2日間冷蔵庫に置きます。
4、水分と塩分をキッチンペーパー等で拭き取ったら完成です。超シンプル!
塩漬けした数の子を戻す方法
1、塩漬け数の子を、塩がついたままでいいので、ボウルにいれた水の中に入れて、1時間程度置く。
2、薄皮を親指の腹でそっと一方向にこすり、きれいに取り去る。血が混じっている場合にも、ここでしっかりと洗い流しておく。
3、水を替え、0.5%程度の塩を加えてしっかり溶かし、数の子を入れて数時間~半日程置く。
4、好みの塩辛さになるまで繰り返して完成。(毎回の味見が楽しいw)今回はシンプルに鰹節と醤油をかけていただきました。
こんな感じで完成!
◯薄皮が口に当たることなく、プチプチの触感!
◯数の子、鰹節、醤油 最高の組み合わせでした☆
△見た目の色が「薄黒く」仕上がりました。おそらく血がうまくとれてなかったのか…と反省も、無添加なので売り物のように発色しないんだろう!とプラスに転換
△食べた感じが水っぽい。戻したあと、キッチンペーパーなどでしばらく置いた方がいいのか。
まとめ
いかがでしたか?東京にいると生の鰊が手に入ることってめったにないので、今回はいい買い物したなって思ってます。刺身もおいしかったですし、数の子もそこそこうまくできました。つぼい家では朝ご飯のお供にぴったりでした。
ちなみに鯖の卵もおんなじような漬け方でできたりするそうです。簡単なので、機会があればお試しください!では。