仕事を辞めるタイミングについてまとめました。
✔︎ 新しい仕事が決まりそう、いつ退社を伝えればいいの?
✔︎ 飲食の仕事、辞めたいけど、どうやって切り出せばいいんだろう。自分がやめたら周りにも迷惑がかかりそう…
こんな悩みにお応えします。
飲食店で働いていると、仕事を辞めたいと思いつつも、日々の忙しさに追われてしまうという事はよくあります。なかなか考えがまとまらず、だらだらと時間だけが流れてしまったり・・・
飲食店で社員として働いているあなたがこの記事を読むことで、仕事を辞めるタイミングがわかります。
どうやって上司に伝えるか、と合わせて、「いつ/だれに/どうやって?」を解説します。
早速いきましょう。
【いつ?だれに?を解決】仕事を辞めるタイミング
◆仕事を辞めるタイミング
いつ?
→まずは行動あるのみ。納得のいく内定がでたらすぐに退社の意向を伝えましょう。
だれに伝える?
→直属の上司に伝えます。
「行動あるのみ」というのは、転職活動をしましょうということです。
今の職場を辞めたいなら、まずは新しい職場をみつけることが優先です。
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そして、転職活動の中で納得のいく内定がでた時、
それは、今の職場に辞めるの意向を伝える時です。
あなたの上司に時間をもらい、退職する意思をつたえましょう。
伝え終わると気が楽になる話
とはいえ、いざ辞めることを上司に伝えようとすると、こんな感情が湧いてきます。
・単純に言いずらい
・何をいわれるかわからない
・周りに迷惑がかかるかも
・言ったら働き辛くなるかも
退職時にある不安ですよね。私もそうでした。
私の場合は店長だったので「上司=SV」でした。怒られたりはなかったですが、すぐに本社の上層部まで話が伝わり、いろんな方から代わる代わる引き留めの話をいただいた事を覚えています。
正直めんどくさかったです。
でも、辞めることを伝えた直後、肩の力がすっと抜けたことをよく覚えています。
いつまでこの仕事を/この生活を続けるんだろう・・・?という漠然とした不安から一転。
自分の中でゴールラインを決められたことが大きかったと思います。残りの1か月半やり切ろう!という気持ちに切り替わりました。
だれに伝える?上司が話を聞いてくれない時
一方で、こんなパターンもあります。
✔ 上司に話をしようとしたけど、時間を作ってくれない…
お店の店長やその上の上司に退職の意を伝えようと思い、時間をもらおうとしても、うまくいかないときがあるかもしれません。
・時間の都合
・休みの兼ね合い
・または意図的に聞き入れてもらえない
などなど。
本来は直属の上司に自分で伝えることが望ましいですが、希望時期が迫っている場合は、本社の人事宛に連絡するのも1つです。言った言わないのトラブルを避けるためにも、定型文でもいいので文書を書いて提出しましょう。「退職届 書き方」でググったら簡単にでてきます。
どうしても退職の希望を受け入れてもらえない時は、配達記録付きの内容証明郵便で退職届を提出する方法もあります。
ただこれは最終手段ですね。
できるだけトラブルを引きずらないよう、可能な限り話し合いをして、円満退職を目指しましょう。
一旦まとめると、
◆仕事を辞めるタイミング
いつ?
→まずは行動あるのみ。納得のいく内定がでたらすぐに退社の意向を伝えましょう。
だれに伝える?
→直属の上司に伝えます。
辞める意向を上司に伝える方法
・伝える相手に時間をもらう
・2人で話ができる場所を選ぶ
・一般的には1ヶ月~1ヶ月半前をめどに伝える
シチュエーションとしてはこんな感じです。できるだけ余裕をもって時間を設定できるといいですね。
そのうえで、退職の意思がはっきりしていることを伝えます。
「退職させていただきたく、今回お時間をいただきました」
切り出し方としてはこんな感じの決まった言い方でOKです。続けて、あらかじめ考えておいた退職理由を、淡々と伝えます。
「前向き」な理由の説明がいいですね。
不満があっても、口にするのは避けましょう。引き留めの口実に利用されるだけです。
また「~考えています。」「~の相談です。」もNGです。会社を辞める事は決まったこと、それを伝えています。のスタンスで淡々と説明します。
辞め方までサポートしてくれるのが転職エージェント
退職の意向を、どう伝えるか、は誰にとっても慣れていることではないし、相談する相手も多くはいません。
やみくもに伝えるだけだと、現職の会社から引き留めにあい、
折角決まった新しい道を、ふいにすることもあるかも。
一人でどうにか出来なそうなときには、迷わずあなたが使っている転職エージェントに相談してください。
・どう伝えるか
・引き留めにあったときどう対応するか
あなたが新しい職場に入社するまでが、彼らの仕事。退職事についてもちゃんとサポートしてくれます。
これから転職活動をする場合はこちらの記事を参考にしてください。転職が決まってから、退職する時のためだけにエージェントに登録しても助けてくれません。
行動するのはいつか?
転職活動を始めようか迷っている時、今です。
【最後に】職務を全うしましょう
退職の話がまとまると、最後の日が決まって、有給を使う日を決めて、などなど事はどんどん進んでいきます。
これまで永遠かと思われた飲食店勤務の生活に終止符が打たれて終わりが近づいてくることに気分が高揚します。
また、新しい職場への期待もあり、なんとなくふわふわした気持ちが続いたりもします。
ここからが大切な期間です。
これまで何年も勤めてきて、お世話になった職場/会社です。
最後まで職務を全うしましょう。
・最低限の引き継ぎは行う
・いい加減な仕事をしない
あなたの責任ある行動が円満退職につながります。
【おまけ】有給休暇とボーナスについて
◆有給休暇の消化
飲食業ではたらいていると有給ってほぼ使えないのが現実です。なので、そもそも自分が何日有給を持っていて、いつつかばいいのかわからないっていうパターンもあります。
日本で働いていれば、有給をつかうことは当然の権利です。図々しい行動ではありません。退職が決まった時には、しっかりもらっておきましょう。
2年以上勤務していれば、10日~20日程度の有給休暇が残っているはずです。まずは、会社の人事担当に確認してみてください。
消化できる休暇の日数は、上司と相談したうえで、退職までに何日の有給を使うかを決めましょう。はっきりと「有給消化したいです。」と伝えることが大切です。
※注意
無理に全部の有給を使うことはしません。特に有給を使いたいから、新しい職場の入社日を伸ばす、なんてこは無いように注意です。
◆ボーナスについて
ボーナスを貰ってから退職するというのも、別にやましいことではありません。
ただ会社によってボーナス支給の条件はまちまちです。事前に会社の規定をしっかり把握しておくことが必要です。
支給条件が分からなければ、人事・総務に社員規定を見せてもらいましょう。ここは自分で確認すること、わざわざ教えてくれるひとはいません。
支給日に在職していること…となっていることが多いです。うまく、逆算するとボーナスを貰って退職も可能かもしれません。
ただ、ボーナスもらうために決まりかけの内定を棒に振ることはしないように。当然ですね。。。
こんなところで以上になります。
新しい職場が決まったとはいえ、実際に退職の意向を伝えるにはエネルギーが必要です。
いつ、だれに、どうやって伝えるか。
ここを抑えるための参考になればと思います。
あなたの転職活動はまもなく終わりです。あなたにとっても、今の職場にとっても円満な退職で終われるようもうひと頑張りです!