【レビュー記事】CBDのすべて【きちんと知ることができる一冊です】

「CBDのすべて」を読みました。

 

あなたがこの記事をよむと、「CBDのすべて」という本についての概要がわかります。仕事と子育ての両立に悩む私が、ふと手に取った一冊です。私の感想を入れながら本の印象を紹介します。

 

✔︎ 子ども達、言う事聞かなくなってきたな…なんとなくイライラすることが多い。とはいえ、このイライラをこどもにはぶつけたくない。。。

こんな悩みをお持ちなら、CBDについて勉強してみるのもありかもしれません。

 

そして、CBDについてちゃんと理解したいと考える方が最初に触れる情報として、「CBDのすべて」は最適な書籍だと実感しています。

 

CBDのすべて 感想まとめ

率直に言うと、本の価格はちょっと高かったけど、価値ありです。

 

本書は、著者の知見と経験を含みつつも、CBDについて客観的に解説されています。彼女自身、「本書は、CBDの実用的なガイドブック」と位置付けていて、これからCBDを勉強したい方には、すべてを網羅的に学ぶことができます。

 

一度読んで、本棚にしまったとしても、必要な時にまた引っ張りだしてくる自分が想像できます。

その理由は、

自分が気になる項目から読み進めることができるような設計になっているからです。

 

例えば、大麻/CBDと聞いて一番に気になるのはその「安全性」ではないでしょうか?

目次からみて、「第6章 CBDって安全なの? P.133」が気になればそこから読み始めてもOKなんです。前の章を知らなくても、ある程度理解できるように書かれています。

 

ところどころで解説が必要な、CBD関連の用語や概念については、該当ページを教えてくれています。ブログでいうとリンクですね。このページで詳しく説明していますっていう印をふってくれています。

そしてすべてのリンク情報は本書の中にあり、結果として1冊で完結できる構造になっています。

 

とはいえ、医療看護士の視点からかいている本なので、

日常的なCBD利用や、ただちょっと興味があるだけという場合、この本は難しすぎるんじゃないの?

こんな意見もあるかもしれません。買ったばかりのこの本を開いて、「はじめに」の部分を読んでいた私もそう思っていました。

 

私の場合で言うと、「はじめに」を読んだあと、目次をみて、最終章に飛んでいきました。

第11章 信頼できる製品を見つけるには P.265

あらかじめネットやYouTubeでCBDの概要については知識を取り入れていたこともあり、私の関心は、(もし日常的にCBDを利用するなら)結局なにがいい商品なのか?という点でした。

もちろんこの点は第11章で解決しています。

 

そして自分でも驚くのは、リンクにつられて、ばらばらと各章を読み漁っていたら、いつの間にか、本書のほとんどの章を読んだことになっていました。

プラスして、「あらかじめネットやYouTube」で得ていた点々とした情報は、頭の中でうまい具合にリンクされ、各情報の理由や裏側についてまで理解が進んでいます。

本の価格は2500円でちょっと高かったけど、価値ありです。

 

ここからは、本の内容について簡単に触れていきます。

著者はアメリカの元看護士さん

アイリーン・コニェツ二―さん。腫瘍内科の担当をされていて、特殊だったり、重篤な患者さんの介護、終末期のかたの介護など、さまざまな仕事をされてきています。

また自身のご家族を癌で亡くされています。

彼女はあるきっかけから大麻草について知ります。そして看護師としての経験から、大麻が患者の苦痛を軽減させる仕事に有効な手段であると確信します。

大麻の安全性や医療的な効果について勉強しながら、医療目的の大麻の使用を広める活動をされてきました。

アメリカの医療大麻看護師会の会長を務めるなど、患者・看護師・一般の人々に医療大麻について教育をされています。

「CBDのすべて」概要

各段落とその段落について、私の思う位置づけを添えて紹介します。

 

第1章:何がそんなにすごいの?
→順番に読む方はここで結構引き込まれます。


第2章:大麻草の歴史
→知りたい人だけ。またはおいおい勉強でもOK


第3章:エンドカンナビノイド・システム
→なぜCBDを摂取するといいのか?を理解するためには必須知識。とにかくこのエンドカンナビノイド・システムについて(ざっくりでもいいので)知らないと始まらない!それくらい重要です。


第4章:カンナビノイドとアントラージュ効果
→よりCBDの効果を得るためのメカニズム。後で勉強でもOK


第5章:カンナビジオール(CBD)って何?
→「CBD」とは?化学的な面からの説明


第6章:CBDって安全なの?
→私達が気になるポイント。何が安全で、どこがそうでないのか。繰り返し読んで理解したいところ。

第7章:CBDの原材料――大麻草とヘンプ
 →6章がわかってから読むのがおすすめ。


第8章:CBDと二七の疾患
→医療用大麻の効果について知りたい場合はこの章を読む。


第9章:あなたに合ったCBDの使い方
第10章:どれくらい摂ったらいいの?
第11章:信頼できる製品をみつけるには

→この3つの章は大切。結論として、ズバリこれです!はないです。自分に合ったCDBの選び方、使い方の本質がわかります。CBDについて調べたことがある方は、ここらの章から読んだらいいです。

ちなみに、私はここから読みました^^


おわりに
資料集 →用語の説明付き。

 


あと、Kindle版がこちら

読むにあたって注意が必要な箇所

・本書は例えるならガイドブックです。
→的確に効果を言い当てたり、何かの答えを出したりする内容ではありません。CBDについては分かっていないことも多いので、金杯探しにならないように。

・アメリカの方が経験や実情をもとに書かれています。
→日本では認められていない物についても書かれていることがあります。
→日本の事情について勉強したい場合はこちらがおすすめ

・この商品が安全です!この使い方が間違いない!という確信的な内容は記載されていません。世界中で研究中です。
→CBD製品を選ぶ、または使用するうえでの考え方について学ぶことができます。

 

こんなところで以上になります。

 

私自身、普段のなんでもない生活の中で、イライラしている自分が気になって、色々と調べていたところで出会った一冊でした。

 

今の日本だと、

大麻=だめ!絶対
CBD=なにそれ?

多くの方はこんな感じだと思います。

 

一方で世界の状況はというと、アメリカ、EUではすでに流行終えている概念・商品です。なので、日本でも注目されてくることは違いなしですし、その先では、一般生活レベルでサプリメントみたいなありふれた存在になっていくんだと思います。

 

厚生労働省が認可しているCBD製品はもう販売可能ですので、Webで調べればごろごろ出てきますよ。

参考記事:
国産CBDベイプ おすすめ3つ

 

CBDはあなたの健康維持を助ける成分かもしれません。

では。

 

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