2019年11月8日のYahooニュースです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191108-00000009-oxv-l04
また捕まったんだーって感じですね。覚せい剤は依存性も強く、毒性としてもホントに怖いと思います。
以前にアメリカに住んでいたことがあります。アメリカでは日本で生活していると他人事ですが、アメリカではびっくりするくらい麻薬が身近に存在します。特に身近にある麻薬は「大麻」です。
2018年1月より、私の住んでいたアメリカ・カリフォルニア州では嗜好・娯楽目的の大麻(英名カンナビス)の売買、所持が合法化されています。もちろん公共の場や、仕事中の服用はだめですが…。仕事がレストランだったこともあり、スタッフが使用してて問題になることがしばしばありました。
実は、たばこのように大麻が合法になっている国や地域って結構あるんですよね。この理由について見ていきましょう。
大麻とは?
大麻とは?
アサ科の植物、大麻草のこと。この葉や花穂などを乾燥させたり、樹脂化したりしたものが使用されます。
原産地はヒマラヤ山脈の北西さんがく地帯。生育速度と環境順応性の高さから、熱帯から寒冷地まで世界中ほとんどの地域に定着しています。日本にも自生していて、北海道なんかでは普通に大麻がはえています。
アサは生育が速い一年草であり、生育の際に多量の二酸化炭素を消費し、繊維質から様々な物が作れるため、地球規模での環境保護になるという意見もあるそう。実際にバイオマス原料植物として各国で研究・実用化が始まっています。
摂取方法
マリファナは葉を乾燥させたもので、これをタバコのようにして吸煙する。または、樹脂化されたものはハシシと呼ばれ、食べ物に加工されて摂取されます。合法な場所ではスナックやチョコに混ぜたお菓子などにも加工されて販売されているようです。
毒性
大麻に含まれる「有効成分」は、テトラヒドロカンナビノール(THC)と呼ばれる物質で、これが脳にあるカンナビノイド受容体に結合することで、幻覚作用や多幸感をもたらすといわれています。
毒性比較
興味深いデータがあります。
https://www.globalcommissionondrugs.org/wp-content/uploads/2019/06/2019Report_EN_web.pdf
紫色のマス目は使用者本人への害、赤は他人への害を表します。
1番上:アルコール
6番目:たばこ
8番目:大麻
どれも毒性があることにはかわりありませんが、大麻よりもアルコールの方が、本人にも周りにもよくない影響を与えるということを言っています。
ただ、摂取量にも差があるようです。
これはやばいという大麻の摂取量は1日5本。20年間観察したら脳の萎縮が見られたという結果があるそうです。そもそも1日5本吸うというのは、酒で言ったら毎日記憶なくすまで飲む中毒者、タバコで言ったら1日5箱以上吸うヘビースモーカーみたいなものだそうです。。。どれもやばいですね。
ちなみに、CBDという大麻に含まれる成分は、実は医療的にもおどろく効果がみられるなど、世界的に認められてきている成分だったりします。この記事を読んでいるあなたは、耳にしているかもしれませんね。
大病だけでなく、普段イライラしやすかったり、睡眠不足だったりする方は実はこのCBDが足りてなかったなんていうケースだったり。CBDをサプリのように摂取することで、症状が改善できることもあります。
日本のメーカーも販売しています。(もちろん合法です!)
ということで、今回はここらへんで以上になります。
大麻がいいというよりは、酒もたばこも十分危ないってことに気が付きます。合法だからOK!っていう問題じゃないですね。
かといって摂取するのは個人の楽しみで、私もタバコ吸ってました(今はやめてます)し、お酒も好きです。大麻はNGです。飲まなきゃやってらんない時だってあります。こういった見方もあるなという事がわかったのでご紹介させていただきました。では!