今回は、私が店長だった時に目標として実践していた働き方について、ご紹介します。
飲食店勤務は、時間が長い、たちっぱなし、休憩がとれないなど、どうしてもマイナスイメージが先行してしまいます。さらに店長になると、急な休みの穴埋めや、シフトが組めないなど、自分の休みがなく連勤連勤という話もよくあります。
でも、飲食店の店長というのは、すごくいいポジションなんです!私もあるときに気づいてからは、ずっとそう思っています。ピンチはチャンス、そんな考え方で見ていきましょう^^
飲食店の店長が持つ裁量
以前の職場の先輩がいつも言っていましたことです。
「店長は自分の部下、特に社員には、夢を与えるポジションであるべきだよね!!」
自分もこの意見にすごく同意で、店長のあるべき姿だと思っていました。
前述したように、飲食店の勤務は大変なことがたくさんある一方で、20代から店長や調理長など役職をつけてキャリアを積むことができます。給料面でも役職手当や給与ランクの昇格でがつくと、月5万~10万一気にアップすることができます。店の成績次第ではインセンティブや賞与も大幅にアップします。
さらに店長は店舗内の最高責任者であるため、店舗運営に関してわりと多くの裁量権があります。スタッフの採用から教育、シフト、人員配置、店舗飾り、予約の取り方…上げたらきりがありません。たーくさんのことを自分で決められるのです。これってすごくありがたいことで、やり方によっては自分が持つ権利を最大限に生かして、休憩も休暇もしっかりとれるんですよ。
このように与えられた裁量権をうまく使っていくことで、部下に夢を与える働き方は可能になります。
店長として実現する働き方
「店長だからできる働き方」はずばりこれです。
1、給料は店の中で一番もらう。←当然!
2、休憩をしっかりとる。昼寝もする。←やることはさっさと済ます。
3、休みは月10回とる。毎月有給使用。←シフト組み。
4、営業中はいつもお客さんと楽しく話をしている。←接客業の醍醐味
店長のこんな姿を見ていたら、店の社員やアルバイトはどうおもいますかね。店長はいつも勝手なことをやっていてずるい、、、なのか。店長職に希望を持ち、目標に向かって努力する、、、なのか。とにかく注目されるポジションになることは間違いなしです。
ちなみに私が店長だったときは、
1、給料は当然一番
2、休憩 しっかりとれてたのは半分くらいかな…
3、休日 毎月9回以上、調理長も社員もおなじ。
4、営業中は常にフリー・・・だけど結構動いてました。
って感じでした。まだまだですね笑以前に、こんな記事をかきました。
笑顔でいるためにも、余裕がないとだめです。とにかく店長で楽しくやるためには店長だからできる働き方をすることです。
卵が先か、鶏が先か
とはいえ、売り上げがないと、人も使えないじゃないかという意見もあるかと思います。自営業であればなおさらです。
そんな時はこのことわざです。
「卵が先か、鶏がさきか…」
結局のところ、店長が業務に埋もれて、周りがみえず、きゅうきゅうで仕事をしていたり、スタッフにきつくあたったり、そんなことでは売り上げどころの話ではありません。
忙しい時こそ楽しく!!
それこそ飲食店で働く魅力の一つだと思います。
そのためにも、店長がまず自分に余裕をもった状態でマネジメントできる環境を作ることが最優先です。一歩進んだサービスや、あなた自身のオリジナルをきっと提供できると思いますよ。