日本でもメニュー化可能☆アメリカ人が好む「まぐろ」と食べ方

日本でもメニュー化可能☆アメリカ人が好む「まぐろ」と食べ方

先日、日本で食べるまぐろ☆5選という紹介をしましたので、今日は海外で好まれるまぐろとその食べ方について紹介します。

私の経歴を少し。2018年までアルバイトも含めると15年くらい飲食業に携わっていて、最後の5年はアメリカ、カリフォルニアのJapanese Restaurantにいました。主に和食居酒屋がメインでしたので、焼き/刺し/逸品料理が中心です。

その時の経験から、アメリカ人が好むまぐろはこちらになります。

1、本マグロ Blue Fin Tuna 
2、ビンチヨウマグロ Albacore Tuna 
3、メバチマグロ Big Eye Tuna

それぞれのまぐろの特徴は以前に書いているので、アメリカでそれぞれのまぐろ名前が指す意味と食べ方を見ていきましょう。

本マグロ Blue Fin Tuna 

カウンターに座って開口一番に「Blue Fin ありますか?」と聞かれることがたびたびありました。カリフォルニアでBlue Finというと、大トロを意味する場合が多くあります。

初めのころそれを知らずに、「Blue Fin ありますよ」といって、本マグロの赤身の握りを出したら、 「これはBlue Fin じゃないっ!」と怒られた経験があります。逆に本マグロでなくても「今日はとってもおいしい大トロがあるよ」と言って食べてもらうと、「やっぱBlue Fin はおいしいな~」というコメントが返ってきたりします^^。

ビンチヨウマグロ Albacore Tuna 

ビンチョウマグロについては、まぐろである認識はされていないことが多く「アバコ Albacore」として、1つの地位を確立しています。寿司ネタでも、サーモン、はまちの次に注文されるくらいの、”大人気” 商材です。

食べ方としては、握りのほかにも、切り身にポン酢をかけたカルパッチョスタイルで食べる「Albacore Crispy Onion」という前菜がとても人気です。日本では見たことないですね、、、きっと日本にいる外国人は好きだとおもいます。ハイエンドなJapanese Restaurantでも「Albacore Crispy Onion」はよりオシャレに提供さていて、6カン前後で$15~$20(2000円くらい)はします。ビンチヨウマグロの刺身が2000円ですからね!レストランにとってはとても儲かるメニューです笑。

メバチマグロ Big Eye Tuna

カリフォルニアでまぐろといえばほぼBigEye Tunaです。冷凍/解凍のものがほとんどですが、きれいな赤身は人気な理由の1つです。

生のものよりも、冷凍/解凍してねっとり感がなく、さっぱり食べられるものの方が好まれる傾向があります。変色防止に添加物が入っていて、まぐろの赤というより、なんか不自然なピンク色?に近いものも好まれます笑。ここら辺は感覚の違いですね。

まとめ

海外に行かれたことがある方はご存知かと思いますが、海外で日本食は大人気です。そしてほとんどの外国の方が、Japanese Restaurantイコール「寿司屋を食べられる場所」という認識をえされています。生の魚をたべるということは好まれていて、まったく珍しいことではありません。

カリフォルニアロールに代表されるような独特の「巻き寿司」を食べる方が多く一般的です。一方で特に、中流~上流階層の生活レベルで、中高年の方は、「握り寿司」を食べることがステータスになっていたり、刺身や懐石も知っています。

まぐろに関しては、料理の形態や、生活レベルにかかわらず、みんなに愛される食材の1つです。外国の方に合わせたメニューつくりの参考にも!

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