サラリーマンでもやるべき節税対策について3つまとめました。
✔︎ 『サラリーマンの節税』ってよく聞くワードだけど、本当にお得なの?
こんな疑問にお応えします。
サラリーマンとして、会社で確定申告やってもらっていると、年末調整ですこしお金貰えてなんかラッキーみたいな感覚はありますよね。
一方で、実際にどれくらいの税金を払っているか?と聞かれると、ピンとこない場合がほとんどだと思います。
つぼい家はアメリカで生活していたこともあり、確定申告は自分でしています。帰国後、日本で自分で確定申告をしてみると、
え、税金ってこんなに払うの?
とか、
逆に、
こんなに控除受けられるんだ!
とか、本当に節税について考えさせられます。
あなたも源泉徴収票をしっかり確認してみてはいかがでしょうか?
納めているお金がいかに多いかわかります。
あなたがこの記事をよむと、サラリーマンやパートとして働いているあなたでも、節税のためにやるべき行動がわかります。すぐに始められます。
メリット、デメリット、そしてどれくらいお得かについて、シンプルにご紹介します。
お給料と支払う税金の関係
お給料と支払う税金の関係について簡単に整理します。
課税対象額
「あなたの一年で得たお給料の合計(給与支給額)」ー「国が決めている控除額の合計」
=課税対象額
この「課税対象額」が支払う税金の「計算対象になる金額」です。
あなたが払うために計算される主な税金2つはこちら
所得税
ざっくりですが、
所得税=
税金の計算対象になる金額の10%ー9.7万円
結構年収が高い人の場合は、20%ー42.7万円
住民税
税金の計算対象になるお金の10%
※詳しくは税務署とか税理士さんとか、プロに相談して下さいね。
今回紹介する行動で狙うのは、
『国が決めている控除額の合計』を増やすこと
→結果、払う税金が減る
という流れです。
加えて、それぞれの節税行動がもつメリット/デメリットもお伝えします。
では3つ、見ていきます。
積み立てNISA
一つ目は積み立てNISAです。2018年1月からスタートした割と新しい制度です。あなたも聞いたことありますよね?そしてすでに始めている人も多いでしょう。
積み立てNISAとは、「月払いの資産運用」。つまり、投資です。
メリット
・積み立て金の最大控除額40万円(1年)。小額からスタートok
月3万円くらいの積み立てですね。20年間非課税で運用できます。
・国が選んだほぼほぼ間違いないパッケージ商品
安心のお墨付きあり、始めてでも投資先を細かく選ばなくてOK。途中で商品の変更もできる。
・運用して増えた分も非課税
通常の投資では、株式・投資信託の配当金(分配金)や値上がり益に対しては、
20.315%の税金がかかりますが、NISA口座で運用した利益には税金がかかりません。
つまり、NISA口座で運用すると、投資で得た利益がまるまる手に入ります!
楽天証券より
デメリット
・投資なので積み立てた資金が減ることもあります。
→このリスクはもれなくついてきます。
節税効果
月3万円ずつ積み立てたとします。
一般的な年収のサラリーマンの場合、
所得税10% 3.6万円分
住民税10% 3.6万円分
合計(一年で)7~8万円
これくらいの税金を払わなくて済みます。
最大40万円、20年間非課税です。資産運用で増えた分も非課税です。
ちなみに、月3万円ずつ、20年、年利5%で運用した場合、
20年後にはいくらになると思いますか?
ただの積み立て貯金なら720万円ですよね。
積み立てNISAの場合は1200万円前後の資産を構築できる事が想定されます。
ホントに??気になりますよね。あなたも金融庁のWebサイトでシミュレーションしてみてください。
取らぬ狸の皮を数えてみましょうw
→金融庁のシミュレーションサイト
iDeCo
これも盛んに宣伝されていますし、勤めている企業が取り組んでいるところも多いと思います。
というのも、
・老後2000万円問題
・日本全体の終身雇用制度崩壊
などなど、これまでのように、
・ふつーに働いてるだけだとお金足りない!
・政府もサポートしきれない!
っていう問題が明らかだからです。
iDeCo = 積み立て資産運用型の『年金』です。
自分で出して、自分で受け取ります。国民年金とは別に自分で自分へ準備できます。
メリット
・掛け金(月の積み立て額)
・運用益(増えた分)
・受け取り金(年金として受け取るお金)
→全て非課税
私の場合だと積み立て額の最大額は27万円(1年)くらい。
月2万円くらいの積み立てですね。
※個人の状況により様々です。参考
・国が選んだほぼほぼ間違いないパッケージ商品
→ある程度、(資産が増える)信頼できて、そして、投資先を細かく選ばなくてよい、ということです。
・年金の受け取りは一括、または分割で選べる。
デメリット
・あくまで投資です。積み立てた資金が減ることもあります。
・年金なので、60歳以降でしか受け取りができません。
節税効果
私の場合で計算します。
スペック:36歳、サラリーマン、企業年金なし、年収400万円くらい
・年間で最大積み立て額 27.6円
・年間での節税額 3.6万円
・60歳で受け取れる金額 850万円~1100万円(想定)
あなたにあったiDeCoのシミレーション
ふるさと納税
節税行動3つ目です。現在ではすっかり根付いた感のある「ふるさと納税」制度ですね。
ちょっと節税とは言えないですが、どうせ税金払うならもっと得したい!そんなあなたへおすすめです。
メリット
・納税先が選べる
地域を応援できます。内容を選択することで、自分の支払う税金で希望どおりの活動を支援することができます
・返礼品(地域の特産品)がもらえる
地域によってはお肉や、など高価な特産品が届きます。
・ポイントが貯められる
支払いにクレジットカード決済可能なため、カードに応じたポイントが貯められます。
デメリット
・手数料みたいな形で2000円かかります。
・お金は先払いが必要です。
→確定申告で還付されますが、一時的に二重に支払っていることになります。
おすすめ口座
積立NISA、iDeCoなど節税対策前提の資産運用をするときのおすすめ口座を紹介しておきます。
結論:「楽天証券」一択です。
理由
・積立NISA、iDeCoの手数料無料
→普通、資産運用のためには運用手数料がかかります。
・楽天ポイント貯まる
→「楽天カード」のクレジットカード払いを利用すると、決済額100円につき1ポイントが楽天カードより付与されます。
・楽天ポイントが使える
→ここがおどろき!です。
貯まったポイントで積立できるんです。身銭の支払いを減らし、ポイントを使い積み立てます。ポイントで税金対策+資産運用です。これは無敵です。
まとめ
サラリーマンでも今すぐやるべき節税行動3つ
1、積み立てNISA
→節税+積み立て投資
→国が支援する個人向け投資です。絶対やるべき。
2、iDeCo
→節税+積み立て投資型年金
→老後の不安のためにやったほうがいい。
3、ふるさと納税
→+2000円で特産品ゲット
→お得な納税方法
おすすめ口座
→楽天証券
ということで、今回は以上になります。
何か副業を考えるより、お金が手元にのこります。
まじでやるべきです!