【注目!】家や飲食店でできるネズミ対策

家庭や飲食店でできるネズミ対策についてご紹介します。悲しいことに、ネズミの被害にあっている方は結構いるみたいです。

特に飲食店ではネズミの存在が気持ち悪いだけではすみません。衛生上とても危険で、安心で安全な食べ物を提供することが困難な環境になります。

ちなみに私は、2018年の夏ころまで飲食店に10年以上勤務していました。配属していた店舗のうち、いくつかのお店ではネズミの被害が深刻でした。専門の業者へ依頼しますが、費用がかさむ上、ホントに0までしてくれることはめったにありません。

自分の店は、自分たちで守ります!過去に私が店で行っていた対策について効果も含めてご紹介します。

 

家や飲食店でできるネズミ対策

基本は食べ物を与えないこと!

ねずみがいることがわかっているの場合、ネズミに食べ物を与えない対策をしましょう。

・常温に保管してい食材の保管方法 →蓋つきのプラスチックまたはガラスの容器にしまう。

・生ごみ →夜、退店前はすべてのごみを捨てて、ごみ箱は空にしておく。または蓋をしておく。

とにかく餌を与えないようにします。退店時は確認項目が多くなりますが、毎日継続します。食べ物がなければねずみは面白くないので、それだけで別の場所に行ってしまい、被害が減少します。

侵入経路の特定と穴埋め

ネズミを減らすための対策の第一歩はこれ、ネズミの侵入経路を特定して、そこを完全に防ぐことです。だいたいこんなところをチェックします。

・裏口の開けっ放し 
・壁にある穴 
・排水溝 
・配管用に壁や天井にあけた穴

例えば、屋根裏で気配がしたり、トコトコ歩く音が聞こえていて、夜に被害が出る場合、屋根裏から部屋の中への抜け穴がどこかにあるはずです。

古い建物では見えないところ、物置の奥、ものが置いてある壁側など、気づいていない穴があれば、ねずみはそこから侵入してきます。直径3㎝もあれば簡単に出入りしていきます。

侵入経路を見つける方法としては、ネズミがいつも逃げていく方向を見定めることも必要です。ねずみは同じ入り口から出入りしていることが多いため、入り口のありかを特定できます。

穴を見つけたら、テープや紙などで穴を隠すだけではすぐに破られてしまいます。壁であれば、木や素材をつかってしっかり埋めることが重要です。

スチールウールを使って穴を埋める方法があります。ネズミはスチールウールをかみ切ることができ無いためとても有効です。徹底的に確認して侵入経路を減らしていきましょう。

粘着テープ

すでに店内に存在しているネズミは粘着テープを使って生け捕りにしていきます。いつもネズミを見かける場所や、逃げていく方向に置いていきましょう。

またねずみは壁に沿って歩いていくことが多いので、粘着テープを壁沿いに置くのも有効です。

ただ、ねずみは学習能力も高く、一度捕まえた場所では、その後捕まえることが困難です。いろいろな場所を試して、0になるまで取り組みます。


<NG>毒薬を与える

店内のネズミを確保するためにしてはいけないこと

・毒薬系を使用した確保

・エサ+粘着テープ の組み合わせ

毒系のものを使うとネズミを退治できるかもしれませんが、どこでくたばっているかすぐに見つけることができません。死んだネズミは腐敗し、感染症など、二次的な影響があります。

粘着テープにおびき寄せるためのエサも、あまり効果がありません。エサだけ食べられて終わりです。基本は先に書いたように、食べ物はすべて片づけます。

<おまけ>超音波

人間には聞こえないけど、ネズミがいやがる超音波があるようです。これ、私も使用したことはありますが、効果はいまいちわかりません。笑。

ただ調べてみると、効果を感じている方も結構いるようです。

超音波を当てることで耳を閉じて動けなくなったり、耳を掻きむしったり、餌を食べなくなったりする個体が増え、超音波を避ける行動も見られたことから明らかにストレスを感じていると結論付けられています。

専門家の見解から下記の条件を満たす装置があれば、ネズミを撃退する効果が大きくなるようです。

・音圧レベルが最低でも95~130dB程出ているもの

・周波数帯が25kHz~50kHzの範囲(20~23kHzでは聴こえる人もいる可能性有)

・ネズミが慣れないように、超音波の放射が断続的、且つ周波数が変動するもの

・一台ではなく複数台で放射範囲をカバーする



まとめ

いかがでしたか?ネズミ被害にあっているお店で、特に、規模の大きなお店は、あきらめている方もいるかと思います。

まずは食材を与えないことと、日々の清掃をおこないます。

そして、侵入経路を特定して防ぐことで、劇的に被害を減らすことができます!

お店の信頼や、ご来店されるお客様の安心・安全を守るためにも、しっかり取り組んでみてはいかがでしょうか。では!



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