今回は飲食店よりもブラックじゃないかと思う業種について考えました。
労働時間が長い、立ちっぱなし、休憩がとれない、休みが取れない、、、、一般的にはマイナスイメージが先行する飲食業界ですが、
飲食店って長時間働く分それなりに収入はあると思っています。ですが、日々の業務の繰り返しで疲弊し、当初の志を忘れてしまったり、モチベーションが下がっていって、そのうち転職を考えてしまう方は多いと思います。
どんな業界/職種でもそれぞれに大変なことはあると思いますが、比較的低賃金で長時間働かされる仕事ってきっといっぱいあると思います。そんな雇われで働く、隣の畑をのぞいてみます。
飲食店よりブラックと思う業種
介護福祉士
平均給与:250万円~300万円(正社員)、時給980円前後(アルバイト)
平均年齢:50歳前後
年間平均賞与:35万円~40万円
一日の労働時間:基本8時間(2交代制)~夜勤で16時間
メリット
・国家資格であることから、場所を問わず働ける
・将来的に管理職へのステップアップが望める
・日本の社会背景から、職がなくなるリスクは少ない
デメリット
・施設や、24時間サービスに対応が必要。人手が足りないと過酷
・介護にかかわる力仕事が多く、体力が必要
・ほかの国家資格に比べて、圧倒的に低賃金
アパレル販売員
平均給与:300万円~350万円(正社員)、時給900円前後(アルバイト)
平均年齢:39.9歳
年間平均賞与:35万円~40万円
一日の労働時間:基本8時間(2交代制)~通しで12時間
メリット
・未経験スタート可能
・洋服を販売を通して正しい提案ができる、そんな接客力・提案力が身につく
・接客で得られるコミュニケーション能力
・将来的に本社勤務へのステップアップがある
デメリット
・お店の業務は営業時間外に行い、時間外勤務になることも…
・個人/お店に課せられるノルマのため、時には自腹で服を買う
・昇給ルールがあやふや・理不尽に感じるクレームが多い
美容師・理容師(その他美容系)
一般的な給与体系:~290万円+歩合制
平均年齢:29歳
年間平均賞与:なし~60万円
労働時間:営業時間+業務時間外や休日を使った練習がある
メリット
・国家資格であることから、場所を問わず働ける
・多くの人が憧れる人気職業
・経験や技術をいかして独立できる
デメリット
・年収が低め
・アシスタント時期が長く、その間の労働時間も長い
・職場環境が閉鎖的で仲がこじれると大変
・年を重ねると転職が難しい
まとめ
ここまで書いといてなんですが、どの職業が良くないとか言うつもりはありません。私自身も15年ほど飲食店で勤務していました。
ご自身がその場所にいる意味を、今一度考えて、自分の意思を確認してほしいと思い書きました。では☆