食べチョクは高い?【相場価格と比較】

食べチョクが高いという意見について考えをまとめます。

✔︎ 食べチョクの有機野菜って確かに魅力的だけど、やっぱり高いよね。簡単に買おうとは思えない…きっとお金を持っている人向けのサービスなんでしょ。。

こんな疑問お応えします。あなたがこの記事を読むと、「食べチョクは『高い』」が妥当かどうかがわかります。良いものをよりお得に購入する方法を紹介します。

食べチョクで販売されている食材はたしかに高いです。高い安いを問題にするなら、スーパーに買い物に行くべきです。食べチョクが高いと思うのなら、使わないでいいですね。それだけです。あなたの街にはディスカウントショップ、業務用スーパーという選択肢もありますので、そこで買い物をしましょう。

それでもこの記事を書くのは、やっぱり食べチョクを使って欲しいからです。それは、20%のマージンを取っている食べチョクのためではなく、食べチョクを通した売上の粗利80%をしっかり取っていける農家(生産者)さんのためです。

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食べチョクは高い?

 

食べチョクの販売する野菜の価格は高い?

結論:高いですが、妥当です。

根拠

有機野菜の相場について、農林水産省から出ている資料がありました。

引用:有機農業をめぐる事情

通常の野菜と比較してみると、有機野菜の販売価格ってやっぱり高いんですね。通常野菜の1.5~2倍行かないくらいです。この表にある相場価格と、実際に食べチョクから届いた野菜の単価で計算して比較してみましょう。

◯トマト

有機栽培のトマトの相場:183円(170g)
食べチョクで届いたトマトの価格:198円(171g)

◯赤玉ねぎ

有機栽培の玉ねぎの相場:240円(250g)
食べチョクで届いた赤玉ねぎの価格:198円(252g)

※食べチョクで購入した野菜の詳細

商品名:お試し野菜セット
農家さん:旬彩ファーム
価格:1980円/箱 +送料
品数:8品目10個

※価格の計算:単純に箱に入っていた野菜の1個あたりの価格

例えばトマト、玉ねぎで比較してみました。概算ですが、ご覧の通り、食べチョクで買う産直野菜はまあまあ相場価格です。

有機栽培の野菜は、通常の野菜に比べると高いですが、食べチョクから購入する有機野菜の価格は妥当です。

送料は?

野菜の販売価格は妥当とわかりますが、消費者として気になるのは送料の部分。。「送料払うと、結局割高じゃん!」って言うことになります。流通ビジネスでも度々起こる、送料誰が持つ?問題です。

ITプラットフォームを利用したDtoCビジネスの難しいところです。。。結局生産者か、消費者かの2択ですもんね。

ただ食べチョク側もいろいろな企画を打ち出しています。

◯LINEクーポン 200円オフ
◯送料無料企画・政府連携 送料無料カテゴリー
◯コンシェルジュ(定期便) 初回1000円オフ

特にコンシェルジュの初回1000円オフはお得です。

食べチョク・コンシェルジュとは野菜の定期配送サービス、いわゆるサブスクです。配送周期は2週間に1回~、ユーザーカスタム可能なので、月1~2ヶ月に1回という使い方もあります。最低利用回数は2回、それ以降の解約はOKです。

持続可能な生産と消費について

 

食べチョクの販売価格が妥当だと分かったあなたへ、もう少し考えて欲しいことがあります。環境問題について話題となった『持続可能な(サステナブル)』という言葉、野菜農家(生産者)にとっても同じ概念が必要です。

 

食品流通の仕組み

野菜に限らず、商品流通の過程ではいろいろなコストが発生します。人件費や燃料費がその一部ですが、年々、輸送コストは高騰しています。これからも上がっていくでしょう。

✔ 通常の商品流通(例)
販売経路:農家→農協→卸売→仲卸→小売り店→消費者
商品の流れ: 農家→農協→卸売→仲卸→小売り店→消費者

通常の流通経路だと、多くの企業/人が流通に参加してして生産者から消費者へと野菜を届けています。私は仕事の関係で食品の倉庫業務を行いますが、納品された商品の伝票を見ると、食材ってこんなにいくつもの倉庫を渡り歩いてるんだ…とおどろきます。それだけ色々なところで費用と利益が上乗せされています。

流通で上乗せされる粗利は30%~といわれています。
個人的には30%だけで済むんかなって思いますが…小売店(スーパーなど)での販売価格は、農家さんの卸値の2倍くらいないと流通企業も成り立たないはず。

とりあえず流通の粗利が30%とした時に、小売りも含めた3~4つの企業がその粗利を取り合うわけなので、1社あたりの粗利にするとそんなに多くありません。加えて小売り店は、消費者が手に取る値段をなるべく抑えるために、いろいろなところで利益を削ります。至る所で消耗戦です。

そして生産者の卸値は変わらない、下がる…それでは農業、漁業の生産元が先に倒れてしまいます。

食べチョクの仕組み

✔ 食べチョクのビジネスモデル

販売経路:農家→食べチョク→消費者
商品の流れ:農家→配送業者→消費者

価格競争は社会の至るところで起こりえますが、それは間違いなく消耗戦。体力のない企業は持続不可能、淘汰されていきます。

食べチョクは流通に存在する「卸」の役割をITプラットフォームが代行します。「良いものを適正価格で提供する」というポリシーによって、農家さんが生産を続けていける仕組みを提供しています。

◯良いものを適正価格で提供する
→農家さんが消費者向け価格を設定

◯商品に付加サービスを乗せて差別化する
→ユーザーは農家さんと直接やりとりができる

◯主張を明確にしてマーケットを狙う
→生産者がオンラインでマーケティング!産地直送の有機野菜を全国どこへでもお届けします。

生産者を守りつつ、日本の古いビジネススタイルをIT技術が変えていきます。

まとめ

食べチョクが高い?という意見についてまとめています。

✔︎ 食べチョクの販売する野菜の価格は高い?
結論 高いですが、妥当な価格

✔︎ 食べチョクのお得な利用方法
食べチョクコンシェルジュ

✔︎ 賛同できる考え方
良いものは適正な価格で販売できる仕組みを提供するし、農家の持続可能な生産を支えます。

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