現実は厳しい!?飲食店→事務職の転職

飲食店で働いていた方の転職成功・事例紹介で多いのが、事務職への転職です。業界を問わず事務職の求人自体は数多くあるため、簡単に転職できるイメージがありますが、本当にそうなのか??この点について私の体験も含めてご紹介します。

結論から言うと、現実は厳しいと思った方がいいです。その理由についてみていきましょう。

飲食店→事務職の転職は可能、でも条件は?

日本の労働人口が減少する中で売り手市場になっていることは確かで、「無資格でも転職できました!」、「未経験で不安でしたが、転職してから〇年続いています。」などなど。男性、女性に限らず、選ばなければ職はあります。

特に接客業で働いている女性には、接客が好きでできれば続けたいけど、家庭の事情や育児もあるため、他業種への転職を考えている方も多いと思います。事務職に転職するそのメリットとデメリットについて見てみましょう。

事務職のメリット

・業界を問わず多くの求人がある
・未経験可も多い
・退社時間をコントロールしやすい
・オフィス業務・パソコンスキルなど一般職の基礎が身につく

事務職として働くと、会社内のさまざまな人たちと、仕事を通して触れ合うことができ、会社やビジネスの仕組みを学ぶこともできます。すべての仕事の基礎を学べる職種といってもいいでしょう。

事務職のデメリット

・仕事内容が地味でルーチンワークが多い
・努力や実績が認められづらい

ここでいうデメリットってそんなに大したことないように感じるかもしれません。しかし、これまで接客業で一瞬一瞬が躍動的で刺激のある営業をしていたあなたにとって、毎日机に座って同じ内容の処理をこなす事務仕事は、とても退屈に感じることがあります。

また、事務仕事は直接的に売上などの数字に結び付きづらいのが実情です。そのため、会社からの評価を得づらいという側面があり、給与面で満足な評価が得られないことが多いのが現実です。

「現実は厳しい…」、その意味は

事務職の求人はあるものの、その仕事内容や、待遇に満足できるかがポイントだと思います。未経験で採用がかなっても、これまでのような刺激のある、または日々達成感を感じることができる環境ではないことを理解しておく必要があると思います。

同様にこれまでのような長時間労働でなく、8時間で定時にあがれる条件であったとしても、その労働に対する対価・給与は果たして十分なものなのか、これもしっかり考える必要があると思います。

これまでのキャリアを生かすのもありでは!?

店舗管理側の気持ち

・店長:自分の休みの時に、店を任せられるスタッフの存在が欲しい
・正社員の採用はなかなか無い上に、お店が負担するコストもかなり大きい

・経験があって、時間給などポイントで働いてくれるスタッフが欲しい。
・時給はそこそこ高くても、社員を雇うより店の負担は少ない。

家庭状況によっては、飲食業から他業種への転職が良い結果となる点も多いですが、向き不向きもあると思います。逆にこれまでのキャリアを生かして、業界内で条件にあう求人を探すのもありだと思います。

まとめ

いかがでしたか?要は、バランスですね。「収入、時間、やりがい」など、働くという事の重点をどこにおくか、どういった比重で考えるかだとおもいます。転職を悩んでいる方に向けた記事もかいてましたので、参考にしていただければと思います。では!

 

今、飲食店で働いている、そして、転職を考える方へ

 

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