【柔らかく仕上げる】鳥むね肉5つの調理法【作り置きもOK】

 

鳥むね肉をおいしく食べる方法についてまとめました。

 

✔︎ 鶏むね肉ってヘルシーでカロリーも低くて魅力的だけど、味が苦手…調理するとパサパサしておいしくない!なんとかならないかなー。

 

こんな悩みにお応えします。鶏むね肉って、ちょっと料理方法を間違うと、硬くてぱっさぱさな仕上がりになってしまいます。おいしくない。。。想像できますよね・・・

 

鶏肉は日本で人気の食材の1つです。

農林水産省からもこんなデータがでています。

農林水産省の食料需給表によると、2016年度の日本人1人あたりの食肉消費量は31.6キロとなり過去最高を更新した。けん引役となっているのは鶏肉だ。・・・2005年以降、右肩上がりで消費が伸びている。長年に渡って不動の1位だった豚肉を2012年に抜き、トップに立った。

参照:nippon.com

鶏肉と言えば、まずは「もも肉」ですよね。

唐揚げ、焼き鳥、鳥の照り焼きと色々な料理に使えるし、とてもジューシーなその味は子どもから大人まで広く楽しめる食材の1つです。価格も比較的安価ですね。

 

世界的に見ても鶏肉は人気のたんぱく源です。
ただ、日本とちがって、好まれる部位は「むね肉」のほうだったりします。

・たんぱく質がより豊富
・「臭み」や「くせ」が少ない
・各国、地域特有のソースと合わせやすい
・食べやすい

  


ちなみに、カリフォルニアで和食レストランをやっていた時も、「鶏のから揚げ」に「鶏もも肉」を使っていると言うと、「むね肉」に変えてくれないか?というリクエストが、結構な頻度でありました。

軽いカルチャーショックでしたね。。笑


 

日本で「鳥むね肉」って、確かにスーパーに売ってるけど、食卓に並ぶ頻度はそんなでもないです。ファミレス行ってメニューをみても、もも肉を使ったメニューが多い。

そんな日本でも、近年、鶏むね肉は注目されてきています。セブンイレブンが鶏むね肉の商品が大ヒット!若い世代にも受け入れられているそうです。

 

タンパク質が豊富で、何より安い♪

 

なんとなく身近な存在になってきている「鶏むね肉」、家庭でもおいしく料理したい!

この記事では、鳥胸肉を「柔らかく」「しっとり」させる5つの調理法を紹介します。

前置きが長くなってしまいましたが、早速行きましょう!

 

鶏むね肉を柔らかくする5つの調理法

まずは結論:この5つです。

・塩麹漬け
・舞茸漬け
・片栗粉でコーティング
・蒸し鶏(低温調理)
・とり天(天ぷら)

1つずつみていきましょう。

塩麹漬け

肉の下処理に塩麹を使う方法です。いつからかよく耳にするようになった塩麹。塩麹には、タンパク質を分解するプロテアーゼがふくまれています。酵素の働きで、鶏胸肉を少しずつ分解してくれているんですね。

◆レシピ
・鶏胸肉 1枚 スライス
・塩麹 大さじ2

漬け時間:1時間程度(室温)

舞茸漬け

肉の下処理に細かく刻んだ舞茸を使う方法です。仕組みは塩麹と同じです。舞茸にはプロテアーゼが、特に多く含まれていて、鶏胸肉を柔らかくする効果が強いそうです。

◆レシピ
・鶏胸肉 1枚 スライス
・細かく刻んだ舞茸
・塩、砂糖

漬け時間:1-2時間程度(室温)

鶏むね肉、舞茸、水、砂糖、塩といっしょにポリ袋に入れ、よく揉みます。
※肉のまわりにまんべなくマイタケがつくように!

舞茸は香りが強いため、苦手な方もいるかもしれませんね。舞茸か、塩麹か使い分けられるといいとおもいます。

片栗粉でコーティング

調理前の一手間で、鶏胸肉の切り身に片栗粉を揉み込む方法です。調理中に鶏胸肉から水分や油分が失われると、パサパサの原因に。切り身を包んだ片栗粉が中に止めてくれることで、しっとりとした仕上がりを保ちます。

塩麹や舞茸に漬け込んだ鶏むね肉を、調理する際に、片栗粉をまぶす合わせ技も◯。W効果です。

◆レシピ
・鶏むね肉 スライス
・片栗粉
・生姜焼きのたれ

鶏むね肉に片栗粉を揉みこみます。フライパンで両面をソテーし、生姜焼きのたれで味付けします。

柔らかくて、間違いない味!

蒸し鶏【おすすめ】

調理法の1つです。弱火で火を通した鶏むね肉を、煮汁に浸しておくことで食べやすいむね肉が出来上がります。低温調理ですね。

ポイントはあらかじめ「砂糖」を揉みこんでおくこと。鶏肉の水分を保ってくれる、まさに魔法の粉です。食べた時の味には影響しない点も◯

ちなみにつぼい家で鶏むね肉を調理する時は、この方法がメインです。

・簡単、手間少な目
・特別な材料不要
・作り置きに最適

おすすめです!

 

◆レシピ
・鶏むね肉 1枚
・塩、砂糖
・生姜すらいす、ネギの青い部分
・ポリ袋

1、ポリ袋に鶏むね肉、塩、砂糖を入れて良くもみます。

2、お湯が沸騰したら、弱火にして、袋ごと鶏むね肉を入れて、3分ボイルします。

3、火を止めて、そのまま10分置きます。

 

使うときにスライス。サラダや、付け合わせ、弁当、つまみなど色々な使い方ができます。そのままでも食べられるし、和洋中、どの味付けにもなじみます

とり天(天ぷら)

天ぷらで鶏むね肉が柔らかく仕上がるのは、片栗粉のコーティングと同様の原理です。天ぷら衣が、鶏むね肉の水分や油分を保ってくれます。

薄めにスライスすることで、短時間で揚がり、衣サックリ、中ふかふかの「とり天」に仕上がります。

レシピ
・鶏むね肉 スライス
・打ち粉(小麦粉)
・天衣

180℃の油で、2-3分、衣がカリッとするまで揚げていきます。

【究極】はコレ

鶏むね肉を柔らかく、しっとりしたまま食べる究極の方法

それは、「鶏むね肉の刺身」です。

 

ただ鮮度の問題もあり、

鶏にこだわったお店でも数量限定になりがちな逸品ですね。

スーパーで買って家庭での実現させるのは、なかなか難しいですので、おまけ程度に書いていますが、

楽天だと家庭で楽しめる鳥刺しのセットも用意されていたので一応、紹介しておきます。


今回は、こんなところで以上になります。

鶏むね肉をうまく使えると、おうちごはんのレパートリーがぐんと広がります。

中でも「蒸し鶏」はホントにおすすめです。作る手間が簡単、和洋中どの味付けにもなじみ使いやすい。お試しください!

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