飲食業界へ就職したときの動機

12月、いよいよ2019年も終わりに近づいていますね。飲食店では1年で一番の稼ぎ時とともに、究極に人手不足になるのが12月です。前職の先輩からの応援以来があったので、金曜日だけお手伝いさせてもらうことになりました。

今は転職して、IT系の一般企業に勤務していますが、2年前まで飲食業界にいました。調理場からホールなどいろいろとやっていましたし、店舗責任者の経験もありますので、12月の忙しさと、人員確保の難しさはホントに理解しています。

1回の勤務で数時間だけのお手伝いですが、一旦はなれた飲食業界の営業に入ってみると、不思議な気持ちになります。もう12年前ですが、大学を卒業して飲食業界へ就職したときの気持ちを思い出しました。

飲食業界へ就職した動機

私が飲食の会社へ就職した、その理由はこちら

・食を通じて、人を感動させる仕事がしたい 
・食を通して、海外で仕事をしたい 
・将来、自分の事業ができるような料理の技術や知識を身につけたい 
・同様に経営や管理について学びたい 
・好きな仕事がしたい

一般的にいわれるような、労働環境について、時間や休みのことも覚悟していました。また自分が好きなことを仕事にすることで、ある意味逃げ場がない状況になることも不安ではありました。

ただそれ以上にこんなことがやりたいという気持ちを強く持っていました。その気持ちは、結果として、自分のスキルの向上に対してとても意欲的に取り組むエネルギーになりました。キャリアアップにも積極的にアピールしていました。当時の上司へ、いつになったら店長/調理長になれるんですか?って何回も聞いていました笑。

今から思うと、かなり無鉄砲だったと思います。それでも素直に、まっすぐにいろんなことに取り組んでこれたと思っています。会社からもいろんなチャンスをもらいました。入社3年目で調理場責任者、4年半くらいでに店舗責任者、6年目で海外赴任、新店立ち上げ、などなど。飲食業界を選んだ理由に沿った経験を積むことができて、とても充実した環境だったと思います。

では、なぜ転職した?

ここは気になると思うので簡単に書いておきます。

10年という期間、かなり真剣にいろんなことに取り組み、また多くのチャンスを与えてくれた会社でした。そんな職場をかえようと決心した理由は、大きく2つあります。

今後、体力的な不安 

頑張っていても、体がついてこないことはたびたびありました。具体的には、健康診断の結果が悪かったこと、疲労とストレスによる肺気胸を患いました。30代でこれだと、40~50になった時、どおなるんだろっていう不安が強くありました。

海外の就労ビザ非更新

前職に勤務していた後半の5年は海外赴任の機会をいただきました。トータルしてとても良い経験と、自己の成長を得られました。ただ、5年たった時、就労ビザの更新はなく、また、更新がないことを会社からちゃんと説明もなく、さらにビザ切れ以降もすこし残ってほしいというわけのわからないことを言われていました。会社に対する信頼がなくなりました。

まとめ

いかがでしたか?個人的には、懐かしくて、いろいろなことを思い返して少ししんみりしています笑。

働き方的にはまだまだブラックな業界です。世間的にはカッコ悪い仕事の代表的な業界です。そんなことわかっててもすごく熱い気持ちで働いていたし、熱い仲間・同僚もたくさんいました。上手くいかなくても、一生懸命な姿をみて支えてくれるスタッフがたくさんいました。何回も店にきてくれる常連さんにがたくさんいました。将来的に独立を考えている方には、自分のノウハウにもなります。

飲食業界の就職に迷っている方へ、後押しする意味で参考になればと思います。では☆

関連記事